ネクスト・小下沢(2005)~イチモンジチョウ・ハンミョウ他
2005年残暑の9月3日。
前回の小下沢行で、小下沢がお気に入りに。今度は小下沢林道の一番奥まで行くことにしました。そのまま、関場峠、堂所山を経て陣馬・高尾の尾根道へ。景信山、小仏城山、高尾山と縦走するコースにしました。
まず、小下沢の入り口で出迎えてくれたのがミヤマアカネです。
小下沢は、特に林道の入り口付近では、イチモンジチョウもよく見かけます。
近くではセンニンソウが咲き、コアオハナムグリが花に来ています。
また、日当たりよい場所では、ウラギンシジミが飛び回り、時折赤い表翅を見せます。
林道を歩いていると、道端を飛んでは止まる虫がいました。ハンミョウです。
大きな牙、大きな複眼、長い足そして虹色の金属光沢の全身。きれいで、かっこいい甲虫です。
そういえば久々に見るハンミョウでしたが、これ以降全く見る機会がありません。
ゲンノショウコ(フウロソウ科)にキタキチョウが吸蜜に来たので、シャッターを切ったのですが、直前に飛び立ち、偶然の飛翔(ピンボケでブレてますが)がとれました。
足元の茂みに、ぼろぼろの蝶が。ジャコウアゲハ?いえ、蝶ではありませんでした。アゲハモドキです。蛾です。この日が初見のアゲハモドキでした。
キクの花に、サカハチチョウが吸蜜に来ます。まだまだ、きれいなサカハチチョウです。
林の下に入ると、秋の花が目立ちます。キバナアキギリです。
不思議な形をした花ですが、蜜を舐めに来る、ハチの背中などに花粉塊をつけ、他の花に訪れた際に受粉するという仕掛けに向いた花の形なのだそうです。
ミズヒキ(タデ科)やヤマホトトギス(ユリ科)なども咲いています。ヤマホトトギスは既に実も沢山ついていました。
旧キャンプ場につきました。旧キャンプ場でバーベキューでもしたのでしょうか、炭を使った跡が。炭の転がっている周辺の地面ではウラギンシジミが数頭吸水していました。
この日は、小下沢林道をさらに進みました。ゲートの脇を通り抜け、先へ向かいます。
道端の草にヒメキマダラセセリが止まりました。
林道をどんどん先へ行きます。右手の崖から清水が染み出ていて、林道に小さな流れを作っている場所で、オニヤンマが産卵をしていました。この流れは涸れてしまうこともあるのに…。
さて、まもなく小下沢林道の突き当たりにつきました。ここから、坂を数メートル上ったところが関場峠です。さらにここから、左手に伸びる尾根道を登ると、30分ほどで堂所山に着きます。堂所山を過ぎて急坂を下ると、陣馬・高尾の尾根、アップダウンを繰り返すとやがて景信山に着きます。
景信山の上で、このときはミドリヒョウモンが旧蜜をしていました。
景信山の山頂付近にある茶店のバケツに水がたまっており、そこにトビナナフシの成虫の死骸が浮いていました。
さて、尾根をずんずんと先へ進み、高尾山までやってきました。
高尾山の某所ではルリタテハがコナラ(ブナ科)の樹液を旧蜜しています。
この日は同じ木にコクワガタもいました。
よく他の蝶と争いごとをするスミナガシが真っ赤な口吻を伸ばして、仲良く旧蜜していました。
スミナガシ特有の翅の色を写すため、フラッシュも使ってみました。
スミナガシは不思議な魅力のある蝶だと改めて思います。
前回の小下沢行で、小下沢がお気に入りに。今度は小下沢林道の一番奥まで行くことにしました。そのまま、関場峠、堂所山を経て陣馬・高尾の尾根道へ。景信山、小仏城山、高尾山と縦走するコースにしました。
まず、小下沢の入り口で出迎えてくれたのがミヤマアカネです。
小下沢は、特に林道の入り口付近では、イチモンジチョウもよく見かけます。
近くではセンニンソウが咲き、コアオハナムグリが花に来ています。
また、日当たりよい場所では、ウラギンシジミが飛び回り、時折赤い表翅を見せます。
林道を歩いていると、道端を飛んでは止まる虫がいました。ハンミョウです。
大きな牙、大きな複眼、長い足そして虹色の金属光沢の全身。きれいで、かっこいい甲虫です。
そういえば久々に見るハンミョウでしたが、これ以降全く見る機会がありません。
ゲンノショウコ(フウロソウ科)にキタキチョウが吸蜜に来たので、シャッターを切ったのですが、直前に飛び立ち、偶然の飛翔(ピンボケでブレてますが)がとれました。
足元の茂みに、ぼろぼろの蝶が。ジャコウアゲハ?いえ、蝶ではありませんでした。アゲハモドキです。蛾です。この日が初見のアゲハモドキでした。
キクの花に、サカハチチョウが吸蜜に来ます。まだまだ、きれいなサカハチチョウです。
林の下に入ると、秋の花が目立ちます。キバナアキギリです。
不思議な形をした花ですが、蜜を舐めに来る、ハチの背中などに花粉塊をつけ、他の花に訪れた際に受粉するという仕掛けに向いた花の形なのだそうです。
ミズヒキ(タデ科)やヤマホトトギス(ユリ科)なども咲いています。ヤマホトトギスは既に実も沢山ついていました。
旧キャンプ場につきました。旧キャンプ場でバーベキューでもしたのでしょうか、炭を使った跡が。炭の転がっている周辺の地面ではウラギンシジミが数頭吸水していました。
この日は、小下沢林道をさらに進みました。ゲートの脇を通り抜け、先へ向かいます。
道端の草にヒメキマダラセセリが止まりました。
林道をどんどん先へ行きます。右手の崖から清水が染み出ていて、林道に小さな流れを作っている場所で、オニヤンマが産卵をしていました。この流れは涸れてしまうこともあるのに…。
さて、まもなく小下沢林道の突き当たりにつきました。ここから、坂を数メートル上ったところが関場峠です。さらにここから、左手に伸びる尾根道を登ると、30分ほどで堂所山に着きます。堂所山を過ぎて急坂を下ると、陣馬・高尾の尾根、アップダウンを繰り返すとやがて景信山に着きます。
景信山の上で、このときはミドリヒョウモンが旧蜜をしていました。
景信山の山頂付近にある茶店のバケツに水がたまっており、そこにトビナナフシの成虫の死骸が浮いていました。
さて、尾根をずんずんと先へ進み、高尾山までやってきました。
高尾山の某所ではルリタテハがコナラ(ブナ科)の樹液を旧蜜しています。
この日は同じ木にコクワガタもいました。
よく他の蝶と争いごとをするスミナガシが真っ赤な口吻を伸ばして、仲良く旧蜜していました。
スミナガシ特有の翅の色を写すため、フラッシュも使ってみました。
スミナガシは不思議な魅力のある蝶だと改めて思います。
by emu_nijuuhachi
| 2010-07-13 00:34
| 蝶
|
Comments(0)
10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。
by emu_nijuuhachi
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