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【昨年夏分の蔵出】2016年7月〜8月 北アルプス編

2016年夏の北アルプス三行は2回。
1回目は7月23日に山麓泊で24日〜26日で入山だった。
23日に山麓で観光していた時にアサマイチモンジに出会った。じっくりアサマイチモンジを見るのは初めてだった。近縁種のイチモンジチョウとそっくりなものを想像していたが、印象はだいぶ違った。

アサマイチモンジ
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24日は入山。いつものことながら自分は登りは余裕がない。曇りがちということ、あまり眺望のないコースであること、蝶をほとんど見かけなかった、などもあり全く写真も撮っていなかった。この日は山小屋泊。
25日は自分の山行経験では見たこともないような東の空が朝焼け。ご来光を背にすると槍ヶ岳は見事に赤く染まっていた。
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この日は移動距離も短いということでややゆっくり目の出発。空は高曇りだが穂高岳連峰の眺めはよかった。
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途中何箇所かでミヤマモンキチョウを見かけたがなかなか写真を取れるところに止まってくれない。下は数少ないチャンスでようやく取れた1枚だ。

ミヤマモンキチョウ
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ミヤマモンキチョウの姿が見え隠れする登山道を歩いていると、ライチョウが姿を現した。

ライチョウ
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昼前にはこの日の行程は終了の予定。そこでタカネヒカゲに出会った。この付近は過去にも度々タカネヒカゲの写真を撮った経験がある。ただ翅はすっかりすれており、ライチョウのような模様はほとんど剥げ落ちており、翅の一番下にわずかにその痕跡が残る程度になっていた。2016年は花も早い時期に終わっており、クモマスミレも少なかったし、ミヤマダイコンソウなどもあまり見られなかったが、蝶もこうして例年より早く発生したようだった。

タカネヒカゲ
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26日は朝から雨。午後には雨が強くなる予報もあり、早朝より出発。休憩を最小限にして先を急いだ。おかげで写真は全く撮れなかったが、強雨に悩まされることもなく無事に下山することができた。

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2回目の山行は8月11日に山麓泊、8月12日〜14日のスケジュールで入山した。
8月12日長い沢沿いの長い林道歩きののち登山道に取り付くと、間も無くシジミチョウが近くの花の付近を飛び回っていた。残念ながら種を特定できていない。翅裏の写真が撮れていないが、ヒメシジミのような裏だったような記憶がある。

何シジミ?
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この日は稜線直下の山小屋で宿泊。
深夜起き出して星空を眺めた。ペルセウス座流星群の流れ星もいくつか見ることができた。
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翌13日は気温も高くやや霞もかかってはいたが良い天気だった。
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暑さもあり当初計画のペースが守れず、翌日の移動距離も考慮して計画を短縮することとした。計画より一つ手前の山小屋で宿泊した。
翌14日は入山した場所に一気に戻る。天気は良好。
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帰り際には時折ベニヒカゲの姿が見られたが、もう翅が傷んだものばかり、やはり例年より発生が早かったのだろうか。

ベニヒカゲ
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以上が2016年の7月8月の北アルプスである。蝶は期待通りとは行かなかったが、2回とも壮大な景観を楽しめた山行だった。

by emu_nijuuhachi | 2017-06-10 23:10 | 山行 | Trackback | Comments(0)

2014年夏以降の蝶3(白馬三山縦走)

白馬の山々は高度を上げるとベニヒカゲを良く見かける。
今回は、8/10〜8/13の工程で初めての白馬三山縦走。ベニヒカゲに沢山会えれば、と期待していたのだが、8/10は台風が本州直撃。予定していた栂池の宿には入れたが、翌日は台風一過とはいかず、荒れた天気だけが残った。
山行中には一頭だけベニヒカゲに出会えた。その他は、翌日のハイキングコースで出会ったのみ。麓の町の花にはミヤマカラスアゲハが訪花していた。

ベニヒカゲ
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白馬岳山荘を振り返る。向こうに見えているのが主峰、白馬岳。
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右から左に向けて強風が吹いている。山のピークを越えた風は雲に姿を変えていく。雲が湧いているところが杓子岳の頂上。向こうに見えるこんもりしたピークが白馬鑓ヶ岳。これから、あの山を越えてその向こうから下山する。
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ベニヒカゲ
ハイキングコースで出会ったやつ。
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ミヤマカラスアゲハ
麓の町の別荘地で出会った。
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by emu_nijuuhachi | 2015-04-19 01:04 | Trackback | Comments(0)

花三昧2005と蝶(2)~クロヒカゲモドキなど

2005年夏、花三昧の2日目です。
今日は、八方尾根を登ります。
ゴンドラ、リフトを乗り継いでいきます。リフトに乗っていると、早速ベニヒカゲが足元を飛んでいます。
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リフトで一番上まで上ると、八方池山荘がある第一ケルンに着きます。ここはガスっていましたが、霧の向こうでウグイスが出迎えてくれました。


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遊歩道の両側はロープが張られていて、野草が咲き、蝶が舞います。
蝶が集まっているところがあります。ベニヒカゲにクロヒカゲ。
よく見ると…獣糞に集まってるのでした。もう少しきれいなものに止まってくれれば絵になるのですが…。


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道端にはタカネマツムシソウ(マツムシソウ科)が沢山咲いています。タカネマツムシソウに吸蜜にくるベニヒカゲ。


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ここはウメバチソウ(ユキノシタ科)も多く咲いています。ウメバチソウにアリが蜜を舐めに来ています。


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名前の知らない花がたくさんあります。このハイキングをきっかけに高山植物図鑑も買いました。
クモマミミナグサ(ナデシコ科)。


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こちらはハッポウタカネセンブリ(リンドウ科)。
(バックの葉っぱはクロマメノキかな?)


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シナノオトギリ(オトギリソウ科)。


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ミヤマママコナ(ゴマノハグサ科)。
第一ケルンから八方池まで歩く間にも沢山の名前の知らない花が咲いていました。以上5つの花はこのとき名前を知った花々です。


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蝶も見かけたらパチパチとシャッターを押していました。
大ぶりのクロヒカゲがいたので撮影。と、ずっと信じていたのですが、ずいぶんしてから、よーくみると違いました。
クロヒカゲモドキ。


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八方池近く、第三ケルンあたりからは、白馬三山の東側斜面が臨めます。さらに、不帰嶮の荒々しい岩稜が見えてきます。
手前ののどかな風景と、奥の荒々しさのバランスが見事な景色です。

迷ったのですが、この日は唐松岳頂上小屋まで向かうことにしました。


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ここにはタンポポも咲いています。
ミヤマタンポポ(キク科)


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湿地にはこんな花も。
イワイチョウ(ミツガシワ科)。


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この遊歩道沿いで一番目に付く蝶はベニヒカゲですが、ヒョウモンチョウも比較的多く見られます。
ヒョウモンチョウ。


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小さい白い花です。
ミヤマトウキ(セリ科)


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ところどころ、ダケカンバの樹林帯を通って先を進みます。
ダケカンバの中にはかなりの大木もあります。
このコースは針葉樹林帯は少なく、ダケカンバの樹林帯が多かった印象があります。


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ウツボグサの仲間のタテヤマウツボグサ(シソ科)が所々でみられます。
地元の多摩地区でよく見かけるウツボグサより、房は小さく花数は少ないのですが、色鮮やかです。


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イワシモツケ(バラ科)。
蛇紋岩が多い高山でみられるそうです。岩の種類と植物の種類が関係しているというのも面白いですね。


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ミヤマイワニガナ(キク科)。
赤みがかった茎や葉、花の大きさの割りに細くて長い茎に目を惹かれました。茎や葉が赤いのは寒風に当たるせいでしょうか。


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クルマユリ(ユリ科)。
八方尾根では特に多かったわけではありませんが、高原でこの花があると華やかに感じます。


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マルバタケブキ(キク科)。
キク科の野草としては、背丈も花も大型です。ここではこの花に蝶が訪花しているのを見ませんでしたが、よく蝶が集まる花です。


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ヤマハハコ(キク科)。


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シロバナハナニガナ(キク科)。
上の写真にもあるミヤマイワニガナと姿が似ていますが、こちらは白花。


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ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)。
この写真では花の数も少なく寂しげですね。群生すると見事ですが。


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休憩によさそうな雪渓が見えます。扇雪渓という名前だそうです。


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まだまだ沢山の花が見られます。
ゴゼンタチバナ(ミズキ科)。秋には赤い実がつきます。


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チングルマ(バラ科)。
草のようですが木なのだそうです。


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ミヤマキンバイ(バラ科)。
砂礫地にもこんな鮮やかな花が咲きます。


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コイワカガミ(イワウメ科)。
イワカガミの仲間は下を向いて開くかわいい花です。


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タテヤマリンドウ(リンドウ科)。
初めて見たかも。。。


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エゾシオガマ(ゴマノハグサ科)。
ギザギザの葉っぱ、花の形が面白い。


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少し、花の時期が過ぎていましたが、シャクナゲの花が咲いていました。ハイマツに混ざってシャクナゲの花が見られると、山に来たんだぁって実感がわきます。
ハクサンシャクナゲ(ツツジ科)。


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ゴツゴツした岩をトラバースして、巻いていくように行くと唐松頂上小屋が不意に現れます。
水分をほとんど取らずにここまで来てしまいました。しっかり水分補充しました。


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多かった雲も切れ、青空も見えてきました。唐松岳の頂上も見えていますが、今日は帰りの日。時間の関係もあり、ここで引き上げることにしました。


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頂上小屋から少し下ったところには、お花畑があり、ここにはコバイケイソウが群生しています。
コバイケイソウには小さい虫が沢山集まってきています。
写真の花にもクロハナカミキリらしき虫が写っています。
コバイケイソウ(ユリ科)。


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オヤマリンドウ(リンドウ科)。
残念ながら、つぼみでした。


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ウサギギク(キク科)。
山で比較的によく見るきれいなキクです。


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山の上のほうでは、なぜかあまり見られなかったのですが、標高が下がってくるとベニヒカゲの数がまた増えてきました。


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八方尾根のお花畑には色々な種類が一般に花を咲かせているような場所もあります。
オタカラコウ(キク科)、シモツケソウ(バラ科)、シロバナハナニガナ(キク科)、ニッコウキスゲ(ユリ科)など。


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シモツケソウ(バラ科)。
きれいな花です。


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ダケカンバ(カバノキ科)の大木です。


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写真では伝わりにくいのですが、とても大きなアザミがありました。花の直径は5cm近くあったと思います。
オニアザミ(キク科)。


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八方池まで下りてきました。人が多さとは対照的に小波一つ立たない佇まいです。
向こう岸の景色が水面に鏡のように映りこみます。


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池のほとりに下りると、サンショウウオの幼生が何匹かみられました。
クロサンショウウオ。


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いよいよハイキングも終わりが近づいてきました。
下には八方池山荘、その向こうには白馬村の景色が見えてきます。


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後を振り返ると、雲の下に隠れていた、白馬岳の頂上がわずかに顔を出してくれました。


下りのリフトを乗っていると、パラグライダーが見えました。気持ちよさそう~。
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無事下山し、この日のうちに東京まで帰りました。
花三昧はその名の通り、花が沢山見られ、多くの植物の名前を知った旅でした。
by emu_nijuuhachi | 2010-07-04 11:09 | | Trackback | Comments(0)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


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