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ゼフィルスのシーズンもまた収穫いまいち

樹上性のシジミチョウの一群であるゼフィルスの発生情報が耳に入るようになったこの頃、近所のゼフポイントに足を運んでみた。ここでは、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミの4種が毎年発生する。ミドリはまだかもしれないが他は見れるのではないかという期待とともにポイントに向かった。

が、やはり蝶が少ない。何とか写したのは、ウラナミアカシジミとヒメジャノメの2種。ツキのなさがまだ続いているようだ。白馬のイエローバンドに会ったことで運を使い果たしたのだろうか。。。

ウラナミアカシジミ
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ヒメジャノメ
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by emu_nijuuhachi | 2013-05-26 22:09 | | Trackback | Comments(2)

今回は植物限定で―高尾山―

このブログを見に来てくださるのは、主に蝶の観察をされている方が中心。
そのせいもあり、植物写真はどちらかといえば、Facebookへのアップが中心だ。
ただ、高尾山のランの花は、高尾を訪れる人には是非気にかけてもらいたいものの一つ。また、5月6月は高尾山の花々は変化に富んでいて面白い。
今回はFacebookに掲載した内容をこちらにも転載したいと思う。

高尾山の登山道をこの時期歩いていると、沢の流れる谷の向こう、30mほど離れているだろうか、杉の木の枝という枝に点々と白いものがついている。初めての人は「あれ、なんですか?」「杉の花ですか?」などと聞いてくる。実はこれ、野生ランの一種、セッコクが杉に着生した姿だ。高尾山では何ヶ所かで自生しているのが見られるが、毎年、ある大木の杉がセッコクに覆われる現象が見られる。これは見事だ。
今年は5/25、一眼レフ+500mmのレンズと、デジスコーピングシステム(28~105mmのコンデジ+30倍の地上用望遠鏡)を使っての撮影をしてきた。
セッコクが自生している姿は、高尾山を下から登ろうと考えている人には、是非一度は見てもらいたいものの一つ。

セッコク
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高尾山にて。植物の花とか、実とかって、茎の先や枝の先に付くものというのが常識だろう。仮に学校での理科のテストでで植物の花の付き方を図で示しなさい、という問題が出たときに、葉っぱの真ん中に花を描いたら×をもらうことだろう。ところが、世の中には何を思ったのか、花や実を葉っぱの真ん中につける植物が存在する。
ハナイカダという。雌雄別株の植物だが、雌株の雌花も、雄株の雄花も葉っぱの真ん中に咲く。もちろん実も葉っぱの真ん中だ。
高尾山では、まだ実は熟しておらず緑色、雄花は僅かに残っていた。実はこの後黒く熟してゆく。
ハナイカダ、なかなかいいネーミングだと思いませんか?

ハナイカダ(果実)
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ハナイカダ(雄花)
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個人的に高尾山で植物観察をするのが面白い種類は?と問われればスミレの仲間とランの仲間が挙げるだろう。ランの仲間でいえば、たとえばゴールデンウィーク中はカヤランを見つけるとラッキーな気分になる。
まだまだ、高尾にあるのに見たことのないランも沢山ある。
5/25の高尾山では、セッコクの他にも目立たないランもいくつか見てきた。
ヨウラクラン。杉の幹に張り付くように生えている。まだつぼみだが、咲いても大して見た目は変わらない。東京都ではかなり珍しいらしい。

ヨウラクラン
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サイハイラン。比較的数が多いが地味なので、登山客からほとんど注目されない。花を拡大するとなかなかきれいなのだが。

サイハイラン
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ムヨウラン。まだつぼみが固かった。葉っぱはなく、葉緑素がないので全体こげ茶色だ。知らなければ、枯れ枝にしか見えない。

ムヨウラン(蕾)
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ラン以外も観察。
イナモリソウは背丈が10cm以下の小さな草花。薄い青、フリルのような花びらが可愛らしい。
イナモリソウ
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ホウノキ。ホウバミソやホウバヤキでもしられる大きな葉っぱの樹木だ。高尾にはこのずいぶん通っているがいままで花は見たことなかった。大木な上40cmにもなる大きな葉のさらに上で咲くため、下から見上げても見えないのだ。山側から谷を見下ろしたとき、初めて見ることができた。モクレンやコブシの仲間。
ちなみにホウノキの花の写真の右側に白い葉が見えているのは、マタタビの葉。マタタビは開花の時期になると葉を白くする。花は地味で下向きに咲くため目立たない。葉を白くすることで虫を呼び寄せているのではないかという説がある。キウィフルーツなどと同じサルナシ科植物。実はビタミン豊富。

ホウノキ
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by emu_nijuuhachi | 2013-05-25 22:53 | 野草 | Trackback | Comments(2)

裏高尾に行くも蝶については収穫あまりなし。

5月12日、5月18日の2回、裏高尾の沢沿いの林道を歩いた。
この時期多く見られるのはウスバシロチョウだが、主な目的はミヤマカラスアゲハとアオバセセリだ。
林道に入ってみると蝶が少ない印象。確かにコミスジなどは飛ぶのだが、他に見かけない。
気温が高いのも原因か?この時期盛りのはずのヒメウツギもすでに散り始めている。
ウスバシロチョウの観察ポイントまで移動しても個体数がやけに少ないようだ。

ウスバシロチョウ
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蝶は少なかったが、この林道沿いに数の多いフジの花は綺麗に咲いていた。藤棚のない自然のフジもいいものだ。

林道のフジの花
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ウスバシロチョウ(飛翔)
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コミスジ(飛翔)
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蛾は蝶に比べ非常に種類数も多く同定があまりにも難しいので、基本的に写真を撮らないのだが、蝶の収穫があまりにもないもので、今回は撮影して帰った。運よく図鑑で種類が判明。
キンモンガ
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フタバアオイを見つけた。徳川家の家紋のモチーフになったのはこの葉だ。他の林道ではよく見ていたがこの林道にもあるのは、いままで気づいていなかった。

フタバアオイ
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フタバアオイの花は非常に地味だ。葉っぱの下に隠れるように、地面付近で鈴のような形状の茶色い花をひっそり咲かせる。

フタバアオイの花
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カラスアゲハをやっとカメラでとらえた。飛翔ではあるが、ピントもずれているしダメダメな写真だが、他に収穫もないし仕方がない。

カラスアゲハ♀(飛翔)
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by emu_nijuuhachi | 2013-05-18 22:41 | | Trackback | Comments(0)

白馬の春の妖精最終日

この日の朝も快晴だった。
前日までに念願のイエローバンドも見られたし、せっかくなので山の眺望を楽しむことにした。
八方スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池山荘前に到着。第一ケルン側は立ち入り禁止になっていた。
尾根筋をずっと目で追うと、斜面には雪は着いているものの、尾根は全く雪がなく登山道が露になっている。安全に行けるところまで行うことにした。
登山道はとけ残った雪は少しあるものの快適に上に続いていた。石神井ケルンあたりまではほとんど雪を踏むことはなかった。

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳(石神井ケルン付近より)
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トイレ小屋から八方ケルンまでの200mほどは唯一とも言っていい雪渓歩き。ただし、ほとんど平らで、ケルン直下の斜面も広くて緩やかだ。その上に進んでも若干雪が残ってはいるものの登山道は夏登山と変わらない。(風は結構強いので服装はそれなりの防寒対策が必要です。)
八方池ケルンに到着した。近くに木道が見える。池の周りについている木道だ。池は完全に雪の下。池に移る山の景色は見ることはできなかった。

八方池の向こうに見える白馬岳
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登山道の先を見るとしばらくはここまでと同じような状態の道が続いている。ただし、その先は雪に覆われている。さらに先をみると、丸山手前の急斜面を人が登ってゆく姿が見えている。今回の装備ではそろそろ潮時だ。今来た道を引き返した。

麓に着いたがまだ午前中。帰宅の高速バスまではまだかなり時間がある。五竜スキー場に移動して、またまた蝶観察をすることにした。

五竜スキー場。以前来たときはヒメギフチョウばかりだった。
今回の旅行では、まだヒメギフチョウを見ていない。ゲレンデ脇のカタクリが密生せいている場所でさっそく蝶がとまった。見てみると、ギフチョウだった。

ギフチョウ
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神城まで別荘地の間を抜けて歩いた。ヒメギフチョウは確かにいたがシャッターチャンスには恵まれず、結局今回はギフチョウのみとなった。
by emu_nijuuhachi | 2013-05-06 21:55 | | Trackback | Comments(6)

白馬の春の妖精2日目~イエローバンド初見

白馬の2日目は昨年お世話になったプチホテルでスタート。
朝起きたら雲一つない快晴だった。このプチホテル、西側は田んぼで山からも少し距離が離れているので、景色は最高にいい。鹿島槍ヶ岳の北峰、五竜岳、唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が一望できる。

白馬三山と今回の宿
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桜の花がまだ残るこの時期、早朝の気温は低い。霜が降りていた。


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今日は天気が最高だ。ゴンドラ、リフトで上に登って景色を楽しむか、蝶の観察に行くか迷ったが、午後まで時間が使える最後のチャンスなので今回は蝶撮影とした。
朝食をとり、前日お会いした方に教えていただいた今まで行ったことのないポイントへ徒歩で移動。
途中、とても気持ちの良い景色を眺めた。

菜の花と白馬岳
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コブシの花と五竜岳
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ポイントに着くと既に4名ほど、撮影の準備をされている方(中には私でも知っている著名な写真家の方も)がすでにおられた。ここは知られたポイントらしい。
見てみると確かに結構飛んでいる。しかし今日は気温が高いのかあまり止まらない。花も少ないポイントなので、ノーマルなギフチョウはあまり追わず、イエローバンドを探すことにした。
あった人に聞いたのだが、いろいろ噂はあるが白馬ではほとんど地域差はなくイエローバンドは同じような確立で発生するのだそうだ。
たまに葉っぱや地面や僅かばかりのスミレに訪れるギフチョウにレンズを向けるが、ノーマルばかり。
そんな中、笹の葉に止まった一頭をよくよく見ると、尾状突起の先まで黄色で縁取られた個体が。これが初めて見るイエローバンドだった。翅を広げてほしかったが、残念ながらすぐに飛び去ってしまった。

ギフチョウ(イエローバンド)
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その後もだいぶ粘ったが、ギフチョウが止まってくれないため、イエローバンドはおろか、ノーマルなギフチョウすらなかなか撮影できないありさまだった。

いつものポイントへ移動することにした。こちらではイエローバンドを見たことはないが、カタクリとともに写真が撮れるのはこの場所の魅力だ。
ポイントに到着すると既に撮影しておられる方が一人いらっしゃったので、少々離れた場所で撮影ることにした。移動して1個体目が自分の近くを通ったので飛んでいる姿を連写。さらに近くのカタクリで吸密を始めたので見てみると、これがイエローバンドだった。裏面の写真を撮ったのち、じわじわ場所を移動して表も撮影。本当にラッキーだった。残念ながら飛翔はピントはあってなかったが、一応証拠写真としよう。

ギフチョウ(イエローバンド)の飛翔
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ギフチョウ(イエローバンド)
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その後もしばらくギフチョウが吸密するのを待ったが、ほとんどそのような場面に出会うことはなく、午後、白馬八方の町を散策することにした。

薬師堂の横の桜の古木(エドヒガン)にはまだ花が残っていた。樹齢は約300年だそうだ。

薬師堂のエドヒガン
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さらに近くのギャラリーで写真の個展を見て、ちょっと遅い昼食ととり、そのまま宿へ。

夕食、宿のレストランの窓から眺める山の景色がだんだん黄昏てゆくのが美しい。夕食をさっさと済ませ、カメラを持って表へ。この時間になっても雲一つない晴天だった。

黄昏時の白馬三山
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黄昏時の五竜岳
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by emu_nijuuhachi | 2013-05-05 19:19 | | Trackback | Comments(2)

白馬の春の妖精1日目

4泊5日の北信旅行。最初は野尻湖、斑尾高原近くのリゾートホテルでのんびり、贅沢。
2日目は北信在住の友人と昼食を頂き、お土産を購入し、信越線で長野へ移動、そこからバスで白馬へ。
すでに16時30分ころで、この日はそのままペンション泊。翌朝は、前年ギフチョウを撮影したポイントへ移動。みそら野の端から端への移動で徒歩では結構遠い。
カタクリが密集して咲いているこのポイント、散歩の人が近くを通るもののとても静かだ。
この日は気温が低く、個体数は少ない。2頭程度の個体がかわるがわる訪れるような感じだ。
ギフチョウの翅の状態は綺麗だ。カタクリも綺麗な状態だった。

ギフチョウ
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イエローバンドは期待したが出会えずじまい。
by emu_nijuuhachi | 2013-05-04 22:25 | | Trackback | Comments(0)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


by emu_nijuuhachi

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