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常念山脈山行3日目・イルカとメガネがいる山の巻~タカネヒカゲ

大天荘の目覚めは3時半でした。同室の登山客の方が外の様子を見てきたところ星がでているとのこと。今日は御来光が拝めるかもしれません。外はかなり寒そうなので、上着をきて、カメラを持ちおもてに出ました。
日の出までは1時間近くありますが、そろそろ東の空は白み始めています。
d0176157_0573529.jpg眼下には雲海が広がっています。北アルプスの山々の頂が雲の上に覗いている景色を眺めているうち、日の出の時間となりました。雲海の空では、日の出は雲の下から始まります。

d0176157_0574198.jpg西には朝日に照らされる槍穂高連峰がそびえる絶景です。

d0176157_0581948.jpg日の出を堪能したあと、5時からは大天荘の朝食時間です。少々疲れが残っていて食欲も今ひとつでしたがむりやりおなかに食べ物を押し込み、荷物をまとめて5時半には小屋をでて、大天井岳の山頂へ向かいました。
空はすっかり明るくなっています。

d0176157_0575295.jpg大天井岳の頂上には360°の大パノラマが広がります。穂高・槍連峰、鷲羽岳や薬師岳など黒部源流・裏銀座の山々、雄大な立山・剱岳、針ノ木岳から後立山連峰、近くは燕岳など。今回は雲海が広がっているため谷底の高瀬湖は見られませんでしたが、北アルプスの山々の姿を楽しめました。

d0176157_0581019.jpg南側には、昨日通ってきた、中天井岳、東天井岳、横通岳などが見え、その向こうにはどっしりとした常念岳が座っています。その向こうの蝶ヶ岳には東から雲が流れ込んできているのがよくわかります。


6時過ぎ、最後の目的地、燕岳に向けて出発しました。常念山脈の稜線は西側斜面は強風のハイマツと砂礫地帯、東側斜面は湿度が高く草原地と、まったく異なる景色が広がります。常念乗越から大天荘までの登山道が主に西側斜面につけられているのに対して、大天荘から燕山荘までの道の半分くらいは東側についていて、多くの種類の花を見ることができます。

大天荘から燕山層方面へ下る急斜面にもお花畑が広がります。
ヨツバシオガマ、タカネヤハズハハコ。
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d0176157_0585254.jpgウラジロナナカマド。

d0176157_0585617.jpg大天荘から下りきり切通岩あたりから振り返ってながめた大天井岳。どっしりと大きいです。

稜線の東側斜面に広がるお花畑。
コバイケイ、シナノキンバイ。
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ニッコウキスゲ、ミヤマカラマツ。
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ハクサンフウロ、チシマギキョウ。
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d0176157_10830.jpgハクサンチドリ。

d0176157_104054.jpg行程の3/4ほど来ると蛙岩(げえろいわ)という岩があります。この岩の隙間に登山道が付いています。

d0176157_105297.jpg少し進むといよいよ間近に燕岳が見えてきます。

d0176157_11289.jpg最後のひと山を越えようとしたとき登山道脇につがいのライチョウが姿を現しました。

d0176157_111311.jpg燕山荘に到着しました。少々休憩し、イチゴミルク?なるものを山荘の売店で購入。これがなかなかおいしかったのです。大きな荷物はデポして、サブザックにカメラと水だけを詰め込み草々に燕岳に向かいました。
花崗岩の巨岩・奇岩が多数突き出す独特の情景です。

d0176157_112767.jpg中でも有名な岩、イルカ岩です。

d0176157_113875.jpg登山道から西側を眺めると黒部川源流の鷲羽岳が雲の隙間から姿を覗かせます。谷底には高瀬湖に注ぐ湯俣川が見えます。ちょうど真下に見えるところが湯俣温泉と呼ばれる天然の温泉です。

ハイマツの根元に、ツマトリソウが小さな花を咲かせていました。さらに道は続きます登山道脇には巨岩が突き出ています。
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d0176157_12689.jpgまたまた有名な岩、メガネ岩です。ここまでくれば、あとひと登りで燕岳頂上です、このあたりでかなり霧がかかってきました。

頂上近く、登山道脇にウサギギクが咲いています。そして、頂上。頂上の表示と三角点です。
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頂上はちょっと狭いので、早々に引き上げることにしました。頂上直下で、ライチョウがいました。3羽いたのですが、1羽はどこかへ歩いていっていまい、撮影できたのは2羽。登山道脇で穴を掘って砂浴びをしていました。初めて見る行動です。おもしろいのでしばらく眺めていました。
それにしてもライチョウの♀はとても優しい顔してます。
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d0176157_134434.jpg砂礫の斜面で花を咲かせるコマクサ。

d0176157_135496.jpgチシマギキョウ。

d0176157_1458.jpg燕山荘付近に戻ったとき今日最初の蝶、タカネヒカゲに会いました。ここで飛翔写真にチャレンジ。かろうじて撮影できました。

燕山荘前の階段脇、ミヤマクワガタ、ミヤマハタザオが咲いていました。
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d0176157_152330.jpg燕山荘で少々休憩。ちょうど昼時ですが、土曜日ということもあり燕山荘周辺もかなり混雑してきました。天気も下り坂の模様。早々に下山しましょう。最後に燕山荘直下のお花畑に咲いているテガタチドリを撮影して、あとは道を急ぐことにしました。

中房温泉から穂高駅行のバスは14時15分に出発します。とにかくバスに間に合うよう歩きました。途中、合戦小屋周辺は人であふれています。名物のスイカを購入、急いで平らげ、さらにペースをあげて下山します。荷物が重く結構きついです。ぐんぐん高度を下げ、足はがくがくになりながら、中房温泉に到着。なんとバスは出たあとでした。到着が14時20分、5分前に出たばかりでした。温泉につかろうかとも思いましたが、カキ氷をいただき、ベンチでウトウトし、他の登山客の方とおしゃべりをして時間をつぶしました。16時発のバスに乗り込み穂高駅へ。。。これでこの旅は終わりです。
去年も同じコースを歩きましたが、今回はなぜかやや疲れました。でも、天気はまずまず、景色もよく、会いたかった蝶にも出会え満足な旅行となりました。
by emu_nijuuhachi | 2011-07-23 22:00 | 山行 | Trackback | Comments(0)

常念山脈山行2日目・らいの鳥とハイマツ仙人は霧がよく似合うの巻~ライチョウ・タカネヒカゲ

2日目の今日22日は大天井岳の大天荘までの短い縦走。天気さえ良ければゆっくり蝶観察を楽しめるはずです。早朝3時頃に同室の男性二人が御来光を拝みに山頂へ向かう準備をはじめました。私は山頂ではなく常念乗越のベンチで夜明け前の星空と御来光を眺めることにしました。
写真は北の空の星、カシオペアと北極星。そして白み始めた常念乗越です。
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夜明け前は良かった天気が、日の出が近づくにつれ雲が多くなり、ついに御来光は拝めませんでした。小屋に戻り、知り合った皆さんと談笑しながら朝食をすませ、天気がよくなるまで常念乗越で時間を潰すことにしました。しかし、一向に天気はよくならずむしろ霧は濃く立ち込めてきました。
7時半まで待ったのですが、霧は晴れず、これでは常念岳での眺望も、乗越での蝶観察も期待できないと判断し、大天井岳に向かうことにしました。まずは横通岳の斜面に取り付きます。それなりの急坂ですが浮石がなく登りやすい道です。植物も多く飽きずに登ることができます。
小さい高山植物が花を咲かせています。
ゴゼンタチバナ、コイワカガミ、コケモモ。
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天気がよければ、振り返れば常念小屋や常念岳がよく見えるのですがすっかり霧がかかってだめのようです。
ハクサンシャクナゲは稜線のあちこちで花をつけています。
横通岳の斜面を登りきり、頂上の巻道に入ると、コマクサが増え、所々に、イワツメクサの白い花を見ることができます。
ハクサンシャクナゲ、コマクサ、イワツメクサ。
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この近辺の砂礫地帯は必ずといっていいほどコマクサの群生地になります。
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なかにはこんなに大きなコマクサの株もあります。何年ここで育ったのでしょうか?
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横通岳の頂上を巻いて通り過ぎたあたり、東側が開けており、本来はいい展望台です。しかし今日は霧がかかってまったく見通しが利きません。気づくと前方からなにやら小さい動物が歩いてきます。…いや、動物といっても獣ではなく鳥…。あ、ライチョウです。それにしてもライチョウは霧の景色が似合いますねぇ。
霧の中遠くを見つめるライチョウ。
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近くまで寄ってきたライチョウ。優しい顔をしています。
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ライチョウは小学生のころに白馬岳で出会って以来かもしれません。久しぶりの出会いに少々胸が高鳴りました。
ライチョウに別れを告げ、右手に小さいピークを見ながら高度を下げて、東天井岳へ向けて再び登り返します。ここから100mほど登るのですが、この道、いろいろな種類の高山植物が多く花を咲かせてています。
ミヤマダイコンソウ、タカネツメクサ、クロマメノキ。クロマメノキはブルーベリーそっくりのおいしい実をつけます。もちろんここは国立公園、摘んだりしてはいけません。
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ハクサンイチゲ、アオノツガザクラ、ミヤマキンポウゲ。
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チングルマ、シナノキンバイ、オヤマノエンドウ。
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東天井岳を過ぎると、もう1,2箇所ほど登りがあります。そろそろ疲れてきたなと思ったころ、道端の花々に癒されます。
キバナコマノツメ、チシマギキョウ。
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霧の中、先が見えず、まだ先かな~、などと思っていたらさっと霧が晴れ、目の前に大天荘が見えていました。バックには大天井岳。
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霧が晴れると、蝶が飛び立ちます。タカネヒカゲです。この付近わりに多く見られるようです。
少々重い荷物が肩に食い込むので、とりあえず大天荘で宿泊の手続きをすませ、炊事道具とカメラを持って、小屋の前にでます。
蝶が飛ぶのでせっかくなので昼食前に撮影することとしました。
少々気温が低いのかなかなか飛び回らず、飛翔は撮れませんでしたが、運良く表翅の撮影もできました。
ここでは黄褐色の翅をしっかり観察することができました。
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疲労のためか少々食欲減退気味ですが、せっかくなのでインスタントでカレーライスを準備して簡単な昼食としました。
時間は早いですが、昼寝をして疲労を回復を図りました。
明日は、早起きして、天気がよければ御来光や頂上での360°の大パノラマを拝んで、早めに燕岳へ移動し、下山、いよいよ帰宅の途につきます。
by emu_nijuuhachi | 2011-07-22 20:00 | | Trackback | Comments(0)

常念山脈山行1日目・山娘と仙人に会いに行くの巻~ミヤマモンキチョウ・タカネヒカゲ

山の天気予報を睨みながら東京を出発するのを決めたのが昨日の18時30分、23時前に山麓の穂高駅到着。
本日21日早朝タクシーで出発6時過ぎに一ノ沢常念岳登山口から入山しました。
4年連続の常念への登山です。過去2年は天気に恵まれず突風と大雨にたたられていたので、今回は天気を慎重に見極めての出発でした。3年前はミヤマモンキチョウに会うのも目的のひとつでその目的は果たせたわけですが、8月だったため擦れたりボロになっているものがおおかったので、今回はもう少し新しい個体を見たいという思いがありました。今回はそれ以上に、まだ見ぬタカネヒカゲに会いたい。2年前から思っていましたが好天が期待できる今回はチャンスです。

しばらくは、沢の音を聞きながら樹林帯を歩き、やがて沢沿いに出ます。しばらく樹林帯や沢沿いの道を繰り返し、標高2000mほどに達するころに樹林帯を抜けここからは、最後の急登の直前までは明るい沢沿いの道です。ここからはお花畑も広がり蝶を多く見かける場所になります。天気はやや雲が多いのですが時折晴れ間が見えるといった感じです。
しかし、蝶が少ないようです。横目にヤマガラシをみながら小さい坂を登るとすれ違うようにオレンジの影が。。。えっ!クモツキ!あわてて引き返し、ザックを放り投げてカメラを取り出し、あたりをきょろきょろ、近くの草原を飛び立って、近くのヤマガラシに止まりました。あわてて高速連写でパチパチと。。。いやな予感がしました。
写真を確認したら、森の中の夕方に撮影するような設定、蝶は完全に白飛びしていました。ああぁぁもったいない。クモマツマキチョウはその後、しばらくは近くを飛ぶものの遠くへ飛び去ってしまいました。
まさか一ノ沢でクモツキに、しかもこの時期に会えるとは思っていませんでした。
恥ずかしいのですが、白飛びした写真、現像ソフトで暗くして(小さく)掲載します。白飛びしてなければオレンジ色が見られるはずだったのですが。。。。
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近くでヤマトスジグロシロチョウ(?)とモンシロチョウがヤマガラシの花の周りを飛び回るのを撮影。
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撮影していると、自分の周りを黒い蝶がまとわりついてきます。近くにおいていたザックの肩ベルトにとまった蝶を見てやっと気づきました。クモマベニヒカゲです。今年は少し数が少ないかな。今回はこの1頭だけの出会いでした。
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しばらく同じ場所で、クモツキがまた姿をあらわすのではないかと期待してうろうろしていたのですが、雲がまた増えてきたので昼過ぎに稜線に出られるように出発することにしました。胸突八丁とよばれる急坂を通り過ぎ、最後の水場で沢から分かれると、稜線へ向けて1kmほどの最後の急登です。荷物が重く肩にのしかかります。やっとの思いで稜線に出ると、空は青空、時々雲はかかりますがよい天気です。常念小屋で宿泊の手続きを済ませ、荷物を置いてカメラだけを持って外に出ました。
周りをよく見ると時折蝶が舞うのが見えます。広い稜線を歩き回り、出会えました。一番の目的だったハイマツ仙人ことタカネヒカゲです。
翅をたたむと、前翅の黄褐色が隠れ、花崗岩の模様に溶け込んでしまうかのようです。
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周辺では、山の娘、ミヤマモンキチョウも飛んでいます。なぜか、メスは確認できなかったのですが。。。
ミヤマアキノキリンソウで吸密するミヤマモンキチョウ。ミヤマコゴメグサの花から花へ飛び移り吸密するミヤマモンキチョウ。当然このミヤマモンキチョウは北アルプス亜種です。
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せっかくなので常念乗越からの景色を掲載します。今日は雲海が広がっていました。遠くに見える山は浅間山方面。きっとこの近辺の山々でもミヤマモンキチョウ(浅間山亜種)が舞っている事でしょう。
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さて、明日は早起きして、遅めの出発、そして大天井岳の大天荘まで縦走の予定です。
by emu_nijuuhachi | 2011-07-21 20:00 | | Trackback | Comments(4)

梅雨明けの樹液レストラン~オオムラサキ~

7月に入り、里山はオオムラサキだなぁと思っていたら、オオムラサキのレポートなどもブログで見かけ、梅雨が明けたので、今週は職場が変則的な休みであることを利用して、平日で比較的すいている高尾山にいってみました。
目的地までの途中、薬王院の手前の杉並木で滑空するオオムラサキを目撃。期待しながら目的地に向かいました。
目的地に到着し、ターゲットのコナラをざっと見回すと、いますいます、4~5頭。結局この日は一番多いときで7頭が同時に吸密しているのは確認しました。今回は写真の数が多いですがあしからず。

オオムラサキにカナブンにヒメスズメバチ。子供向けの図鑑の1ページのような組み合わせです。
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吸蜜中の♂・♀に翅を広げて近づく♂
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♀の前で興奮してはばたく♂。左上にはカナブン右下にはアカタテハ。
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近くに舞い降りた♂をアップで。
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吸蜜中の♂2頭、ヒカゲチョウ、ルリタテハ。近づこうとしている翅を広げた♂。
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吸蜜中の♂4頭とヒカゲチョウ。
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オオムラサキ♂とアカボシゴマダラ(白化型)と開翅するルリタテハ。(こんなところにもアカボシが現れるようになってしまったのですね。。。)
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木の周辺上空を飛び回る♂を真下から。(飛んでいるので一応飛翔写真?少々遠かったのでかなりトリミングしたのですが、それでも小さい。。。)
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吸蜜中の♀に興奮して翅をばたつかせる♂。
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♂が♀にしつこくアプローチ。
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♀と♂が飛び立ったのであわてて撮影。(林内向けの露出で撮影していたため間に合わず、ぶれぶれですがまあ証拠写真に。証拠写真にもならないか。。。)
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♂とカナブン、コガタスズメバチの吸蜜。望遠でアップ。
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樹液レストランで♂ばかり5頭で吸蜜。
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梅雨明けが早かったのが好条件だったのか、1本の木のわりに多くのオオムラサキが見られ、大当たりでした。そういえば今年の初夏の始めころは、うちの地元ではゴマダラチョウが多かった気がします。今年はゴマダラチョウやオオムラサキの発生が多いのかなぁ。
by emu_nijuuhachi | 2011-07-11 22:00 | | Trackback | Comments(2)

極寒の地を生き抜く~ウスバキチョウ~

7月1日より3日間、3年ぶりの大雪山遠征です。目的はもちろん天然記念物3種、ウスバキチョウ、ダイセツタカネヒカゲ、アサヒヒョウモンです。
本番は2日目の駒草平ですが、とりあえず到着した1日は足慣らしで層雲峡から黒岳へ。七合目までロープウェイとリフトを乗り継ぎ、そこから歩き始めるのですが、驚いたのは歩き始めてすぐに残雪の上を歩く羽目に、過去3回と比べて雪がかなり多いのです。これは本番の明日も相当雪の中を歩かなければならないことが予想されました。
本番の2日、朝6時に層雲峡を出発する登山バスにのり、登山口の銀泉台へ。遠くに見えている第一花苑はほとんど雪に埋もれているようです。案の定、残雪は私の経験上最も多かったのです。第一花苑の雪道は長いしトラバースなので好きではありません。いつもなら花のきれいな第二花苑も雪に埋もれています。雪はいやですがこれなら、すれていないウスバキも見られるかなと淡い期待も抱きながら先へ進みました。駒草平についたのは8時過ぎ。ウスバキは飛んでいましたが、まだ気温が上がっていないためか、数は少ないようです。
時間もあるので、赤岳を経て小泉岳まで歩いて来ることにしました。途中、以前アサヒヒョウモンが群れて飛んでいたポイントの様子も見てくることにしました。しかし、アサヒヒョウモンのポイントはほとんど雪に埋もれていてほとんどアサヒは見ることができませんでした。今回の遠征ではアサヒの目撃数は過去最低だったと思います。
ウスバキはかなり広い範囲で見ることができます。今回歩いていて、時間的によかったのでしょうか10時から11時に通過しているポイントではそれなりの個体数のウスバキを見ることができました。
吸水?するウスバキチョウ
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ハイマツの周りを飛ぶウスバキチョウ
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砂礫地を舞うウスバキチョウ
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ベニバナミネズオウで吸密するウスバキチョウ
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駒草平に戻ると、ダイセツタカネヒカゲが多く飛んでいました。しかしどうも警戒心が強く、なかなか近づけませんでした。アサヒヒョウモンは数自体が少なく、1回だけ付近に留まりましたがすぐに飛んでしまい、アサヒは今回の遠征中まったく写真は取れませんでした。ダイタカはやや遠いしつまらない景色でしたが証拠写真程度のものがようやく取れました。ということで、一応ダイタカも載せます。
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by emu_nijuuhachi | 2011-07-02 22:00 | | Trackback | Comments(4)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


by emu_nijuuhachi

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