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7月の旅~アプローチ、そしてタカネキとの出会い

7月27日。本日はタカネキマダラセセリの観察を目標に朝5:45に宿を出た。
登山口から登り始めるとすぐに深い樹林帯になる。樹林帯の林床には見ると魅力的な花が咲いている。
葉緑体を持たない腐生植物のギンリョウソウを見つけた。葉緑体だけではなく葉も持たない。真っ白で神秘的な雰囲気のある花である。

ギンリョウソウ
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初見のランを見つけた。キソチドリという名だそうだ。また、このキソチドリの近くにはコバノイチヤクソウが花を咲かせている。

キソチドリ
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コバノイチヤクソウ
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しばらく歩くと一時深い樹林帯を抜ける時がある。ガレ場に登ると、涸れた沢の向こうに広い草付きのカール状の地形が広がる。その向こうには見事な日本アルプスの岩峰の峰々が連なってすごい迫力だ。そらは真っ青だ。
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再び樹林帯に入る。岩が多く比較的緩やかな登りが続く道を歩き続ける。時折、樹林帯が途切れるがほとんどの道は頭上まで緑に囲まれた登山道で単調な登りである。徐々に木々は灌木が増えてきて道は明るくなってきた。
明るくなると蝶が飛び始めた。ザックのショルダーベルトに止まった蝶がいたので、手を差し伸べると手に乗り移ってきた。ヒメキマダラヒカゲだ。

ヒメキマダラヒカゲ
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灌木の木立を抜けると突然、涸れた沢の向こう側に山小屋が見えた。涸れた沢を横切り、短い灌木帯をぬけると小屋に着いた。
体調崩してから久々にしっかり歩いたこともあり少々疲れた。近くのベンチでゆっくり休んだ。
少々落ち着いてきたので、山小屋の近所の草原を散策してみることにした。タカネキマダラセセリが見られるかもしれない。しかし、どちらの草原に行けばタカネキが見られるのだろう?感がすべてだったが、30分ほど歩くとセセリチョウ特有の飛び方をする蝶をみつけた。タカネキマダラセセリだった。田淵行男がいう本州高山蝶9種の最後の1種にやっと出会うことができた。この付近は所々でタカネキマダラセセリが飛んでいる。個体数は比較的多いようだ。

タカネキマダラセセリ

グンナイフウロで吸密するタカネキマダラセセリ。
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ハクサンフウロの花の裏側にとまるタカネキマダラセセリ。
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テガタチドリで吸密するタカネキマダラセセリ。
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ハクサンフウロで吸密するタカネキマダラセセリ。
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ハクサンフウロで休むタカネキマダラセセリ。
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この付近はいろいろな花が咲いていた。グンナイフウロ、ハクサンフウロ、テガタチドリのほか、シュロソウ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマコウゾリナなど。下の写真はシュロソウ。

シュロソウ
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タカネキマダラセセリ

ハクサンフウロで1頭のタカネキマダラセセリが吸密をしていたところ、もう一頭やってきた。
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ミヤマコウゾリナ(?)で吸密しているタカネキマダラセセリ。やっと開翅写真が撮れた。
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そこそこの数の写真が撮れたので山小屋に戻った。まだ昼過ぎだったが、部屋に上がって昼寝と決め込んだ。
山小屋での夕刻。翌日の行動予定を考えた。山小屋の背後にはまるで垂直にそそり立つ山があった。さすがに体力に自信がなかったが、相部屋で同室になった方から、途中まででもぜひ登ってみないともったいないですよ、とのアドバイスをもらい、行けるところまで行こうと思った。
下は山小屋の裏を魚眼レンズで写した写真だ。超広角でうつしているから、こんな感じに映っているが、迫ってくる迫力はこんなものではない。
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今日登ってきた方向を振り返ると、はるか下の方には今日のスタート地点のあたりが見えていた。
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明日は晴れるだろうか?
by emu_nijuuhachi | 2012-07-27 19:30 | | Trackback | Comments(2)

7月の旅~現地入り

6月上旬にクモマツマキチョウ撮影チャレンジのための上高地遠征は全く成果なし。
落胆して帰宅して以来、地元の野川公園で若干の蝶を撮影したものの、成果少なし。
そのまま7月を迎えようという時期、突然体調を崩してしまった。
ようやく体調がほぼ元通りに戻ってきた7月末近くの7月26日、会社の連休に再び上高地入りした。目的はタカネキマダラセセリ。大雑把な場所と大雑把に7月ごろという程度の情報しかないのに、すっかり出会えるのを期待し訪れた。前日までは天気が悪かったそうだが、非常に天気はよさそうだ。正確なポイントがわからない以上多少歩き回る時間的余裕を稼ぐため、2泊3日で初日は河童橋付近、2日目はやや山に登ったところにある山小屋に泊まることにした。
目的のタカネキは2日以降にさがすことにして、まずは梓川流域を散策することにした。7月なのでまだオオイチモンジなどの高山蝶にも会えるかもしれない。
明神橋付近まで移動すると、イタドリやヒヨドリバナの花が咲いていた。
イタドリではヒメシジミが吸密していた。

ヒメシジミ
写真の♀は、♂にかなり求愛されていた。
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一方、ヒヨドリバナにはいろいろな蝶が集まっていた。新鮮なクジャクチョウやコヒオドシが1頭づつ目を引いた。

クジャクチョウ
撮影した瞬間に飛び立ってしまい、こんな写真に・・・。
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コヒオドシ
新鮮な個体で、色が鮮やかだったが、翅をなかなか開いてくれなかった。
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ヒメシジミ
ヒヨドリバナにもヒメシジミがきていた。かなり摺れてしまっている個体。
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そのほかにも、コチャバネセセリやイチモンジセセリなども多くいた。ウラギンヒョウモンもヒヨドリバナに一瞬やってきたが、すぐに飛び立ってしまい残念ながら撮影はできなかった。
またドロノキの樹上はコムラサキなどがとんでいた。中にはオオイチモンジがいたかもしれないが逆光で確認できなかったのが残念だ。
ここからさらに徳澤方面へ移動した。途中でまたイタドリにヒメシジミが止まっていた。

ヒメシジミ
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またコムラサキが集団で給水している場所があった。なかに1頭だけオオイチモンジの♂が混じっていたが結局撮影できたのはコムラサキのみだ。

コムラサキ
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さらに徳澤に近い場所ではヒヨドリバナで吸密するアサギマダラを見た。

アサギマダラ
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その近くに黒い蝶が。驚いたことにキベリタテハだ。みるからに越冬個体、ということは去年の秋に羽化した個体だ。ここでは珍しい蝶ではないが、越冬個体はこんな時期まで生き延びるものなのか?

キベリタテハ
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徳沢で少々休憩し、ソフトクリームをいただいて河童橋まで戻る道をいそいだ。明日はこの旅の目的であるタカネキマダラセセリ観察だ。宿の夕食は美味だった。
by emu_nijuuhachi | 2012-07-26 21:00 | | Trackback | Comments(0)

裏高尾ふたたび - 復路

裏高尾の林道の最奥からの帰り、ウツギの木に沢山の蝶がやってきているのに気付いた。
まず目に付くのは、カラスアゲハやオナガアゲハ。やってきては吸密して、どこかへ飛んで行ってしまう。
そんななか、青黒いものが、すごい勢いで周囲をグルグルと飛び回っている。
すぐに分かった、アオバセセリだ。アオバセセリは、いろいろな蝶が乱れ飛んでいる中で、近くを飛ぶものを威嚇しては追い回している。時折、花にやってきては吸密するが落ち着きがない。
またすぐにグルグルと飛び回る。

アオバセセリとオナガアゲハ
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アオバセセリとサカハチチョウ
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ポジションが逆光になるので、なかなか翅の青さが写真に写らない。
苦手なフラッシュを使って撮影してみたり、アングルが悪いながらも翅に日があたったタイミングでシャッターを押したり、いろいろ苦労した。それにとにかく、今日のアオバセセリは落ち着きがない。花に止まったのを見て、レンズを向けフォーカスを合わせている間にすぐ飛んで行ってしまう。撮った写真はピンボケだらけだった。

アオバセセリ
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飛んでいるスピードが速くとても飛翔写真なんて撮れる気がしない。にもかかわらず、レンズ向けているうちに飛んでしまうので、意に反して結果的に飛んでいる写真になる。シャッタースピードが早くないのでかなりぶれている。感度を上げてシャッタースピードをもっと早くすればよかった。ちゃんと飛翔写真になったかも。

アオバセセリ
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このウツギの木には他にもたくさんの蝶がやってくる。トラフシジミもウツギの花は好きだ。

トラフシジミ
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なぜか、アオバセセリに求愛されているミヤマセセリがいた。まったく似ていないのに。

ミヤマセセリ
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さて、ここでずいぶん時間を過ごしてしまった。日も西に傾き始めたので、この場を後にすることにした。
途中コジャノメにもあった。珍しくはない蝶だが、しばらく見かけなかった。

コジャノメ
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あと、スミナガシがいた。すでにボロボロだ。珍しくもないし、ボロボロだがスミナガシは翅の色が独特の美しさを感じる蝶だ。青い目、赤い口も粋である。気が強く、縄張りを主張するので行動を観察していても楽しい蝶だ。この林道沿いには多いとは聞いていたが、いつも山の上で見ていたので林道沿いでは初見だ。

スミナガシ
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いよいよこのハイキングも終わりが近づいている。
林道の出口付近で、きれいな雄のカラスアゲハがいた。

カラスアゲハ
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カラスアゲハで始まった今回のハイキングは、結局カラスアゲハで締めくくることとなった。
今日は一日日差しが強く暑かった。バス停に向かおう。
by emu_nijuuhachi | 2012-05-19 21:02 | | Trackback | Comments(6)

裏高尾ふたたび - 往路

前週、アオバセセリを見るために裏高尾の林道に入るも見られぬまま帰ったが、まだチャンスは残っていると考え今週も再度訪れた。
一週間でこうも変わるのかと思うほど景色は春から夏へ移り変わっている。バスを降り、林道の入口へ向かっている途中、多くの黒いアゲハたちが植込みのつつじに集まっていた。

カラスアゲハ
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林道に入ると、とにかくトンボが多い。ほとんどがこの(↓)種類だ。

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また、日向ではいたるところコミスジが飛び回る。もともと数の多い種類ではあるが、前週から比べても数が増えている。その数の多さに驚いた。

コミスジ
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オナガアゲハも多数とんでいた。高尾周辺は特に夏になると本当にオナガアゲハが多い。ますます夏っぽい雰囲気だ。

オナガアゲハ
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未舗装の林道の上ではにはボロボロになったシジミチョウが飛んでいた。見るとコツバメだ。コツバメがこのような姿になっているのも春の終わりを感じさせる。

コツバメ
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かと思えば、春の蝶もまだ健在だ。

ツマキチョウ
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ウスバシロチョウは、まだ結構な数が見られた。来週でも十分見られるのではないか。

ウスバシロチョウ
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トラフシジミも名目上はまだまだ春型だ。脇にある岩に止まると開翅した。前に回り込んで写真を撮りたかったが場所が狭く、じわじわと移動したのだが飛ばれてしまった。おかげでやや後ろから撮影する羽目になったので、青が写真には写らなかったのが残念。

トラフシジミ
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蝶以外ではハンミョウに出会った。金属光沢のある斑模様が美しい。大きな目、顎をもつ肉食昆虫で拡大すると怖い顔をしているが、精悍でスマートで足も長くかっこいい。

ハンミョウ
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林道の奥に進むと、先週まで咲いていたウツギはかなり散ってしまっている。変わって別品種のマルバウツギのつぼみが目立ってきた。本当に着実に景色が夏になってきている。
残っているウツギでアオバセセリが吸密していないか、見ながら歩いていて、結局林道の一番奥附近まで来てしまった。結局、往路ではアオバセセリは見つからず、林道奥でウスバシロチョウなどを眺めて時間を過ごした。また、ツマグロヒョウモンなども舞っていた。いまでは平地でも山でもツマグロヒョウモンは普通にみられるようになった。

ツマグロヒョウモン
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ウスバシロチョウ
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しばらくここで時間を過ごし、引き返すことにした。引き返している途中、きれいなカラスアゲハを見かけた。そのカラスアゲハを目で追っているうち。往路では見なかったウツギを見つけた。なんだかたくさんの種類の蝶がいる・・・

つづきは「裏高尾ふたたび - 復路」へ。
by emu_nijuuhachi | 2012-05-19 19:37 | | Trackback | Comments(0)

旅の翌日

旅の疲れは少し残っているものの、昼食と買い物のため自転車で出かけました。
自転車で出かけたついでに、行きなれた公園にギンイチモンジセセリを探しに行くことにしました。
一応発生地として知られている場所ですが、ここ2年ばかりタイミングが合わず会うことができていません。
ただ4月30日、旅行前に様子を見に行った時には、写真にこそ取れませんでしたが、1頭飛んだのを確認していたので今回は少しだけ期待をもっていました。
探してみると、以外と見つからないものです。
ベニシジミが止まっていたハルジオンに目をやると、すぐ横のハルジオンに。。。いたいた、ギンイチだ。花に止まっているの初めて見るなぁ。
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結局この日はもう1頭見かけましたが、見失ってしまいました。飛翔や表を撮影したかったなぁ。
このほか多くいたのがベニシジミとヒメウラナミジャノメ。
やや手振れてしまったがヒメウラナミジャノメを撮影。
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ま、収穫は少ないが夕立が怖い空模様になってきたので引き上げることにした。
by emu_nijuuhachi | 2012-05-06 18:10 | | Trackback | Comments(4)

信州一人たび~ 後半

5月3日は、友人に妙高高原駅へ送ってもらい(ありがとうございました。)、電車で長野駅へ、長野駅からはバスで白馬に移動です。前半では書きませんでしたが、自転車(クロスバイク)を帯同、結構な大荷物でした。
白馬に着いたころは天気は曇り、白馬の山々の稜線は雲の中です。宿までは自転車で移動。この日は宿に着いたのが16時半を過ぎたので、部屋でテレビを見ながら過ごしました。ちなみにディナーは大変おいしゅうございました~。

5月4日。山の景色を眺めに、八方や五竜のゴンドラで山上に上がることも考えましたが、雲は前日よりもさらに低く展望は望めそうにありません。ただ天気予報では9時~12時頃は晴れ間も出るとのこと。この日は蝶観察にウェイトを置いた行動をとることにしました。
とりあえず、自転車であてもなく回っていて大ハプニング。道路を横切る溝にかぶされていた蓋がずれていて、隙間に自転車が前輪から落ち、転倒、頭を打って少々痛い思いをしましたが、さらに痛いのが前輪のパンクです。
さてどうしようか、自転車の修理をしてくれそうな店を探すか、手持ちの道具でパンク修理するか。。。時間がもったいないので、自分でパンク修理することにしました。恥ずかしいので、人けの少ない道に入り、修理を開始。
いつの間にやら天気が良くなり木漏れ日が差し込んできた、と思ったら、周りを蝶が飛び始めました。ん!?あ、ギフチョウだ。修理もそっちのけでカメラを取り出して、蝶を追いましたが、林の奥のほうへ飛んで行ってしまいました。どうもここがギフチョウのポイントらしいことがわかりました。
なんとか修理も終わり、自転車で移動していると、カメラを持った方が。。。あたりにはカタクリがたくさん咲いています。「ギフチョウですかぁ~?」声をかけてみたらうなずいて、こちらへいらっしゃいました。その方が指を指すほうをみると、確かに飛んでいます。「いるにはいるんだけどね~、なかなか止まらないんだよ」、その方がおっしゃられました。その方は蝶に限らず白馬の自然に大変詳しいようでいろいろ教えてくださいました。
今回はここに腰を据えて観察することにしました。
なんとか花に止まった瞬間を撮影しました。が、回り込もうとするとすぐに飛んで行ってしまう始末。いまいちいいアングルでは撮れませんでした。
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落ち葉に止まったギフチョウ。とてもきれいな個体です。
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ついでに立派な株のカタクリも見つけました撮影。
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この日は2頭程度の個体が行き来するのですが、いまいち花でじっとしておらず、やがて2時頃には雲も多くなり姿も見えなくなりました。翌日もチャレンジすることにして、この日はとりあえず引き上げることにしました。

5月5日。朝から窓の外で鳥の特徴的な鳴き声が聞こえてきます。なんだなんだ?と窓の外をみると、キジが田んぼのあぜ道を歩いています。あわててカメラを取り出しましたが、意外と歩くのが早く、遠くへいってしまいました。一応証拠写真はとりましたが、いまいちですね。
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朝食後、宿をでて前日のポイントへ移動。なかなか蝶がでてきませんでしたが、気温が上がってきて土の匂いがあたりに立ち込める頃、姿を現しました。この日はなぜかよく訪花します。
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一応飛翔写真にも挑戦。角度が悪かったですね。
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また、吸蜜中のギフ。
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今度は飛翔。いや~、飛翔は難しいです。なかなか距離感がうまくつかめないです。飛翔としては失敗作ですが、せっかく撮影したのでアップします。
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今日は14時30分過ぎの電車に乗って帰らねばならないので、1時30分頃宿に戻りました。
雲は多いものの、白馬三山の稜線も、五竜岳もすっきり見える好天になりました。
泊まった宿と白馬三山(左から鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)。
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五竜岳。頂上直下の雪形、武田菱がよく見えます。
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白馬駅までの移動は、宿のご厚意で送っていただくことができました。
あずさの車窓からの景色もこの日は大変よかったです。
左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳です。去年8月に登った爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の山容を眺められたのが感激でした。
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小淵沢手前では八ヶ岳の姿も見られました。八ヶ岳高原は広い裾野で、これもまた美しい姿でした。
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今回の旅は、いろいろな方にお世話になり、新たな出会いもたくさんあった楽しい旅でした。今回知り合ったかたとの再会できる日が来ることを楽しみにしたいと思います。
by emu_nijuuhachi | 2012-05-05 23:52 | | Trackback | Comments(4)

信州一人たび~ 前半

5月1日から4泊5日で、毎年恒例の信州旅行に行ってまいりました。
いつもは白馬が先で、その後野尻湖を拠点に、黒姫高原、斑尾高原、戸隠などに行っていましたが、今回は順序を逆に、前半に野尻湖に行きました。

1日目、野尻湖について、さっそく斑尾へ向かいました。
お気に入りのカタクリスポットがあり、今年の様子を見てみると・・・咲いていました、カタクリ。ここはちょっとした群落を形成しています。
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ヒメギフチョウが来ないか期待したのですが、残念ながらほとんど蝶の姿を見ることのない一日となりました。

2日目、この日は蝶観察はお休み。地元の友人とドライブです。今回は志賀高原へドライブし、妙高高原の旧かんぽの宿で風呂に入り、そのご妙高高原駅近くで食事でした。
途中、友人の自宅に立ち寄った際、蝶がふらふらと飛んできて玄関脇にとまりました。さらに、ぴょこぴょこと親指よりも小さいようなアマガエルがでてきて。。。なんか妙な組み合わせの写真になった。
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しかし、普通に住宅地にクジャクチョウが飛ぶんですね。なんか山に出かけずとも会えること自体が不思議です。

3日目、午後に白馬へ移動の日。雨の予報。時間まではまたまた、斑尾のポイントへ。雨の予報にかかわらず青空だ。現地に着くと、さらにカタクリが増えている気がする。しばらく待つがやはり、ヒメギフは飛ばない。今年は時期がずれているのか?カタクリの咲き具合からして時期的にはストライクだと思ったのだけれど。。。もったいないので、またまたカタクリの写真を撮影した。
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見るとヤナギの仲間(?)のまわりをちらちらとシジミチョウの仲間が飛んでいる。よくみると何頭か飛んでいる。しかし、すぐ木の上のほうに上がってしまうので結局あまり撮影できない。一頭を目で追っていると、とまろうとした先に、やはり同じシジミチョウがいる。近寄ってみるとルリシジミが交尾していた。
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さらに黒いシジミが。直感的にコツバメだとはわかりましたが、こいつもすぐ木の上のほうに飛んで行ってしまいます。とりあえず、遠くから一応の証拠写真。
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ま、ブログに載せるほどの写真ではないのはわかってはいるのですが、何せネタがないもので。。。

この後、長野まで電車で移動、長野からバスで白馬へ・・・。
後半へ続く。
by emu_nijuuhachi | 2012-05-03 22:47 | | Trackback | Comments(2)

今週は小休止

今シーズン活動開始して早々ですが、今週は天気もさえず小休止。
ギンイチを探しに行くことも考えていたのですが。。。
ということで昔の写真を少々。2010年の5月後半、愛知県知多半島に日帰り旅行した時の撮影分です。
夜行バスで名古屋移動し、名鉄で移動、さらにバスで目的地へ。到着してまずは神社にお参りして神頼み、その後、ポイントを探して歩き始めました。
最初に出会ったのが、吸密に来たモンキアゲハ。
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その後しばらく歩いたのですが、目的の蝶は姿がちらほら見えるような気もするのですが、近くでは確認できず。

畑の周辺を歩いていて見つけたのがナガサキアゲハ、少し痛んでいますが、翅の白い模様、付け根の赤がきれいに見えました。
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そして、やっと目的の蝶に近づけたのですのです。ミカドアゲハ。その後たくさん飛んでいるのは確認できました。暑い日だったのですが、翅休めでもしているかのようでした。
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つづいて吸密にきました。
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ミカドは、よく飛び続けるので、吸水、吸密のチャンスは意外と少なかったですね。ということで、あまり多くの写真は撮れませんでした。

一応日帰り予定だったので、昼には常滑に移動。昼食をとって、一時の常滑観光をたのしみました。

とこにゃん。
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本物のにゃんこ。
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ゼラニュームに吸密に来たカラスアゲハ。常滑でも一応蝶撮できました。
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by emu_nijuuhachi | 2012-04-22 23:00 | | Trackback | Comments(4)

2012年の活動開始

春になり今シーズンの活動を本日より活動開始しました。
この時期なので、毎年恒例の神奈川県の相模原方面の山中。
久々にお会いする方、初めてあいさつを交わさせていただいた方、たくさんお会いすることができました。以前から知り合いだった方から、紹介いただいて、お名前は拝聴したことあることある皆さん方でした。

さて、久々の蝶撮、出遅れてしまったため、頂上付近での飛翔は断念、麓で飛翔を狙おうかとも思ったものの占有行動でないギフは周りの撮影者さんのお邪魔になるだけなので、主に吸密狙いに切り替えました。しかし、シャッターチャンスはことごとく逃し、全体的に露出オーバー気味、まあ、数少ない成果を載せます。
あ、一つ目はあまりにも成果がなく、近くに止まったミヤマせせりを活動再開記念に撮影したもの。
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写真は撮りませんでしたが、私のリュックサックにやたらとスギタニルリシジミがやってきて吸汁しておりました。3頭ぐらいがリュックの上で集団吸汁していて、人気者になったリュックなのでした。
by emu_nijuuhachi | 2012-04-15 19:15 | | Trackback | Comments(4)

常念山脈山行2日目・らいの鳥とハイマツ仙人は霧がよく似合うの巻~ライチョウ・タカネヒカゲ

2日目の今日22日は大天井岳の大天荘までの短い縦走。天気さえ良ければゆっくり蝶観察を楽しめるはずです。早朝3時頃に同室の男性二人が御来光を拝みに山頂へ向かう準備をはじめました。私は山頂ではなく常念乗越のベンチで夜明け前の星空と御来光を眺めることにしました。
写真は北の空の星、カシオペアと北極星。そして白み始めた常念乗越です。
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夜明け前は良かった天気が、日の出が近づくにつれ雲が多くなり、ついに御来光は拝めませんでした。小屋に戻り、知り合った皆さんと談笑しながら朝食をすませ、天気がよくなるまで常念乗越で時間を潰すことにしました。しかし、一向に天気はよくならずむしろ霧は濃く立ち込めてきました。
7時半まで待ったのですが、霧は晴れず、これでは常念岳での眺望も、乗越での蝶観察も期待できないと判断し、大天井岳に向かうことにしました。まずは横通岳の斜面に取り付きます。それなりの急坂ですが浮石がなく登りやすい道です。植物も多く飽きずに登ることができます。
小さい高山植物が花を咲かせています。
ゴゼンタチバナ、コイワカガミ、コケモモ。
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天気がよければ、振り返れば常念小屋や常念岳がよく見えるのですがすっかり霧がかかってだめのようです。
ハクサンシャクナゲは稜線のあちこちで花をつけています。
横通岳の斜面を登りきり、頂上の巻道に入ると、コマクサが増え、所々に、イワツメクサの白い花を見ることができます。
ハクサンシャクナゲ、コマクサ、イワツメクサ。
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この近辺の砂礫地帯は必ずといっていいほどコマクサの群生地になります。
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なかにはこんなに大きなコマクサの株もあります。何年ここで育ったのでしょうか?
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横通岳の頂上を巻いて通り過ぎたあたり、東側が開けており、本来はいい展望台です。しかし今日は霧がかかってまったく見通しが利きません。気づくと前方からなにやら小さい動物が歩いてきます。…いや、動物といっても獣ではなく鳥…。あ、ライチョウです。それにしてもライチョウは霧の景色が似合いますねぇ。
霧の中遠くを見つめるライチョウ。
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近くまで寄ってきたライチョウ。優しい顔をしています。
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ライチョウは小学生のころに白馬岳で出会って以来かもしれません。久しぶりの出会いに少々胸が高鳴りました。
ライチョウに別れを告げ、右手に小さいピークを見ながら高度を下げて、東天井岳へ向けて再び登り返します。ここから100mほど登るのですが、この道、いろいろな種類の高山植物が多く花を咲かせてています。
ミヤマダイコンソウ、タカネツメクサ、クロマメノキ。クロマメノキはブルーベリーそっくりのおいしい実をつけます。もちろんここは国立公園、摘んだりしてはいけません。
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ハクサンイチゲ、アオノツガザクラ、ミヤマキンポウゲ。
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チングルマ、シナノキンバイ、オヤマノエンドウ。
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東天井岳を過ぎると、もう1,2箇所ほど登りがあります。そろそろ疲れてきたなと思ったころ、道端の花々に癒されます。
キバナコマノツメ、チシマギキョウ。
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霧の中、先が見えず、まだ先かな~、などと思っていたらさっと霧が晴れ、目の前に大天荘が見えていました。バックには大天井岳。
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霧が晴れると、蝶が飛び立ちます。タカネヒカゲです。この付近わりに多く見られるようです。
少々重い荷物が肩に食い込むので、とりあえず大天荘で宿泊の手続きをすませ、炊事道具とカメラを持って、小屋の前にでます。
蝶が飛ぶのでせっかくなので昼食前に撮影することとしました。
少々気温が低いのかなかなか飛び回らず、飛翔は撮れませんでしたが、運良く表翅の撮影もできました。
ここでは黄褐色の翅をしっかり観察することができました。
d0176157_142162.jpgd0176157_1421534.jpgd0176157_1422993.jpgd0176157_142449.jpg
疲労のためか少々食欲減退気味ですが、せっかくなのでインスタントでカレーライスを準備して簡単な昼食としました。
時間は早いですが、昼寝をして疲労を回復を図りました。
明日は、早起きして、天気がよければ御来光や頂上での360°の大パノラマを拝んで、早めに燕岳へ移動し、下山、いよいよ帰宅の途につきます。
by emu_nijuuhachi | 2011-07-22 20:00 | | Trackback | Comments(0)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


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