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地元もゼフのシーズン(ちょっと遅いけど)〜2014年6月15日

もはや、6月なかば。今更ゼフのシーズンと言うのはあまりにも出遅れ過ぎの感は否めないが、6月は信州やら高尾山やら、しかも高山蝶やらラン科植物やらの観察で、まったく身近なゼフィルスを見に行く余裕などなかったわけだ。
もう、翅も痛んでいる頃だとは思ったのだが、地元、野川沿いの公園まで様子を見に行った。ここには平地性ゼフィルス(=ミドリシジミの仲間を代表とする樹上性シジミチョウの一群)が4種定着している。ミドリシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミだ。年によってはゼフィルス観察会などもボランティアが開催していることがある。
例年個体数も少なくないので、とっくに、ウラナミアカシジミやミズイロオナガシジミだって見られてもいいはずだが、今回は見ることができなかった。
ミドリシジミについては、オスのメタリックグリーンを拝みたかったところだがそれはかなわなかった。

アカシジミ
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ミドリシジミ(O型♀)
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ミドリシジミ(♀)
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ところで、今回、この場所にしては珍しい蝶に出会った。というか、本来ここにいるはずの無い蝶だ。とはいえ、数年前から隣の公園で発見されたという話は聞いていた。ホシミスジ。関東では山地性だそうで、通常は平地では見られない。ネットでいろいろ調べてみると、実はこの蝶2010年に、その隣の公園で初めて発見され、DNAの分析をしたところ、瀬戸内産と思われるとの結果が出たそうだ。
要するに、なんらかの原因でこの地に人為的に持ち込まれたというわけ。蝶を人が意図的に別の場所で放すケースもあるが、植木や鉢植えなどを移動した際に幼虫や卵がついていて一緒に移動してしまうケースも少なくないようだ。実際上記のミドリシジミ。この公園のものは本来別産地のもので、公園内にハンノキを植えるさいに、ハンノキの苗についていた卵や幼虫から繁殖したのではないかとの説も聞いたことがある。
ホシミスジの幼虫はユキヤナギを好んで食べる。この辺りの庭木にもユキヤナギは少なくないことから、周辺に広がる可能性は十分にあるのではないか。

ホシミスジ
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翅の裏の付けねに黒い斑点がみられる。これがホシミスジの「ホシ」の由来だ。
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相変わらず数が多いのがテングチョウ。

テングチョウ
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ちなみに黒に黄色の縞、ミドリの目のトンボを見かけました。トンボはやっぱり詳しくないのだけれど、下の写真は何トンボでしょう?
コオニヤンマってやつ?顔が映ってないのでますます分からない。
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-18 00:10 | | Trackback | Comments(4)

人生初見のフジミドリシジミ〜2014年6月8日

自然観察を始めたのは2005年のこと。きっかけはたまたま登った高尾山頂の(今はない)イヌツゲの花に次々とアサギマダラという蝶が蜜を吸いにきているのがきっかけだった。高尾山に興味を持った自分は高尾山の自然に関する本をたくさん買いあさった。そのような本の中に、フジミドリシジミという蝶が木の上を飛び回っているといったような記述があったが、どの季節・時間、どこでその蝶が見られるのかが分からず、ずっと見ることなどなかった。

ところが、今日初めてその蝶を見ることができたわけだ。
今日は雨なので、蝶は期待していなかった。むしろ花の観察に行ったのだったが、ある場所で高速連写でシャッターを切っている方がいらしたのでピンと来た。これはフジミドリだ。花も見に行ったが花は雨のせいで閉じてしまい、この日はほとんどが蝶観察に充てられた。
シャッターを切っておられたのはIさん。この蝶の習性について色々教えてくださった。
この日は♂は翅が傷んだ個体ばかりだったが、結構な数の個体がいたように思う。昼頃から♀も登場した。
フジミドリは♂♀だけでなく、♂♂も仲がいい、2頭で仲良くフレームに収まってくれた。
今回は♀の止まったあたりに複数の♂が降りてきたり、鳥に襲われそうになると慌てた様子で逃げ回るなど、色々な姿が見られて本当に興味深く面白いひとときだった。
いろいろ教えてくださったIさん、ありがとうございました。

フジミドリシジミ
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ミスジチョウ
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-09 01:43 | | Trackback | Comments(9)

写真はともかく今回はじっくり観察しました・クモマツマキチョウ〜2014年5月31日・6月1日

2005年に久々に10年ぶりとなる本格ハイキングを復活し、その際デジカメを持つようになってからは、高山蝶を探しに山に入るなどして、シジミチョウや各山系亜種を除けば、本州と北海道は一通り見てきている。
その中で、探しに出かけてもたびたび敗退するのが、このクモマツマキチョウだ。
2006年には観察ポイントも知らず、おおざっぱな地域情報だけでただただ探しまわった。見つからなかった。別のときはポイントも調べたが、その地は雪に覆われていて時期が違うことを知った。ある年、遠くに見えた沢がすごく気になった。その翌年その沢に足を運んで初めてその白地にオレンジの蝶にあうことができた。2009年のこと。自分は知らなかったが産地として知られた場所だった。
2014年。初めてその蝶に出会った地に向かうことにした。旅の途中、毎年のようにお世話になっている宿に宿泊。このとき物販コーナーで何気なくバッジに目をやると...。いるではないか目的の蝶が。これで今年は遭えなくても記念になった。
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翌日から2日間、その沢に足を踏み入れた。足を踏み入れた瞬間、自分の歩いている登山道の脇、土手の下をオレンジの蝶が自分を追い抜いて川上に上って行くのが見えた。
目的地に到着し、景色を眺めていると対岸をその蝶がまた川上に上って行くのが見えた。そのうち川下へ下って行く蝶も見えた。ところがなかなか花に止まってくれない。登山道脇、土手の上にはこの蝶の食草で、成虫も蜜を吸いにくるミヤマハタザオがいくつも咲いているにもかかわらず、いっこうに近づいてこない。川に沿って上ったり下ったりしているばかりだ。
吸蜜中の姿を写真に収めたかったが、全然近くにとまらない。しかも先ほどから川の対岸ばかりに現れる。そこで、川を渡りまずは飛翔の写真から撮ることにしたが、これがまた難しかった。
他のブログではすごく奇麗な飛翔写真もたくさんあるので少々人様にお見せするには恥ずかしいできではあるのだが、今回は吸蜜もあまりたいしたものが撮影できなかったのでネタ不足を補うために公開させていただく。
そのうち、近くのスミレで吸蜜をするようになったので、いくらかの写真は撮れたが、気温が高いせいか蝶に落ち着きがない、花に止まっている時間がすごく短い。自分のようにもたつくとまともに写真など撮っていられない。
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このポイントでは、5月31日には9時前から13時30分頃まで、6月1日には7時40分頃から11時15分頃まで蝶の行動をじっくり観察させてもらった。
なにしろ、この2日間で、この場所で人を見かけたのはたった3人。蝶の観察をしにきている人など皆無だ。静かに、本当にじっくりとみることができた。
どうもこのポイントで見かけたのは合計2個体。上流側から降りてくる個体と、下流から上ってくる個体である。
おもしろいことに朝と昼前で飛ぶコースが違う(下の絵の左のコースと右のコース)。どうも木陰の位置が関係しているようだ。よくよく見ると、ちょうど日向と木陰の境界付近を割と直線的に飛ぶようだ。比較的河川敷の低いところを川上、または川下の方向に飛びたがるようであまり土手を駆け上がるような飛び方はしない。従ってせっかく咲いているミヤマハタザオで吸蜜することはなかった。
下流から上ってくる個体は崖まで到達するとその周囲のスミレの幾つかを訪花し吸蜜すると再び下流へ向けて飛んで行き、下の崖の先で私の視界から消えるが、数分から十分もすると再び下流から上ってきて姿を現す。この繰り返しだ。
ただ、右コースを飛ぶのと左コースがを飛ぶのと時間帯で使い分けているようだが、コースが切り替わる間は、どこでどうしているのか、数十分姿を見せなくなる。午後1時30分あたりになると、河川敷全体が日向になり、そうなるといろいろ蝶は姿を見せなくなった。

このポイントでは、上流の個体と下流の個体の2個体がいると先に述べたが、スミレで先客のクモツキが吸蜜しているときは、別個体のクモツキはいったん近づくがすぐにあきらめたかのように別のスミレへ向かっているのが面白かった。争いごとを好まない個体だったのだろうか。

あと、初日は私は抹茶グリーンのシャツを着ていた際には蝶に避けられていたが、2日目にブルーのウィンドブレーカーを着ていたときには近くを飛び回るのはもちろんまとわりつくことすらあったのが面白かった。いくつかの蝶と同様、青系には反応するようだ。

クモマツマキチョウの飛翔コース
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それにしてもいい天気だった。そんな真っ青な空の下、モンシロチョウが滑空していた。
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ウラギンヒョウモンも。
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また、この沢の少し上流に、野生の落葉性ツツジのムラサキヤシオが咲いていた。今年の花は、やけに色が鮮やかな気がする。
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-06 01:22 | | Trackback | Comments(10)

裏高尾もそろそろ夏も近づく〜2014年5月24日

本当なら遠征したい気分ではあったが、前の週に新幹線まで使っての遠征をしたばかりで、さすがに今週もというのは我ながら控えなければと思い、比較的近い裏高尾に出かけた。
前の週に蝶類保全協会の観察会が催されたとかで、かなりいろいろ観察できたようで結構期待して行ったわけだ。
特に見たかったのはアオバセセリ、運が良ければボロでもいいのでミヤマカラスアゲハや春型トラフシジミ、なぜか彼の地ではなかなか遭えないスミナガシに遭えればいいなぁと思っていた。
まあ、結論から言えばどれにも遭えなかった。
とは言え、クモガタヒョウモンをあちこちで見かけ、ある年はどうしちゃったんだろうと思っていたサカハチチョウもあきれるぐらいあちこちにいた。
遠征に行っている知り合いの皆さんはきっとクモマツマキチョウに遭っている頃だろうと思っていたが、裏高尾ではツマキチョウが産卵の時期を迎えていた。

サカハチチョウ(春型)
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ウスバシロチョウ
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アサギマダラ
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クモガタヒョウモン
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オナガアゲハ
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イチモンジチョウ
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ミスジチョウ
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コジャノメ
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ツマキチョウ♀(産卵)
カラシナかな?花の付け根に既に卵がついているようだ。
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オオバタネツケバナ
ツマキチョウの食草の一つ
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ツマキチョウの卵
上のオオバタネツケバナの写真の拡大
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蝶はここまで。ほかにもカラスアゲハ、モンキアゲハ、コミスジ、ヒメキマダラセセリ、ダイミョウセセリなども見かけた。
おまけで、花の写真も紹介。

ヤマボウシ
いつも通っているこの道の脇にこの木があるなんて気づかなかった。もう8年以上ここを行き来していたのに...。この木は赤くて甘い実がなるので気をつけて見てみよう。
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オドリコソウ
小仏側沿いの歩道脇に小さな群生地がある。
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目的の蝶に遭えなかったのは残念だったが、普通種ばかりとはいえ、まあまあ割と種類が多かったのは救いだった。





by emu_nijuuhachi | 2014-05-28 00:59 | | Trackback | Comments(2)

愛知県のミカドアゲハ〜2014年5月17日

東京から日帰りの強行軍でミカドアゲハを見に行った。公共交通機関のみを使うため、特にバスの時間に合わせるようにスケジュールを組み、約4時間の観察時間を確保した。
個体数は十分多いが、撮影チャンスは必ずしも多くない。高い木の上を飛んでいたり、たまに降りてきても、こちらをあざ笑うかのように飛び回った上でまた高く舞い上がる。
吸蜜にくる時間帯が午前から昼過ぎまでに数回おとずれるので、その時間帯が撮影のチャンスだ。

ミカドアゲハ
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ミカドアゲハとアオスジアゲハは似ていることになっているが実物を見るとずいぶん違う。ミカドアゲハはむしろ遠くで飛んでいるとアゲハチョウと間違えることが多い気がする。

アオスジアゲハ
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このポイントはいろいろなアゲハの仲間が飛んでいる。
今回は撮影のチャンスを逃したが、モンキアゲハも飛んでいたし、クロアゲハと思われる蝶も見かけた。中でもナミアゲハ、つまりアゲハチョウは飛んでいる数が多い。

アゲハチョウ
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数年前までは東京で見ることも少なかったナガサキアゲハだが、確実に数は増えている。クロアゲハよりむしろ多く見かける場所もある気がする。

ナガサキアゲハ
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ツマグロヒョウモンは、今から秋までの間は、あらゆるところで出会う蝶だろうが、ミカドアゲハが吸蜜に降りてきてくれない間は、いい被写体になってくれた。

ツマグロヒョウモン
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日が燦々とさしているのに、田んぼがあるわけではないのにあちこちからカエルの鳴き声が聞こえてきた。姿を見るとニホンアマガエルだった。

ニホンアマガエル
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by emu_nijuuhachi | 2014-05-20 01:53 | | Trackback | Comments(8)

GWの信州遠征2014〜後半-5月6日

5月5日は午前中には雨が降り出す予報だった。前日合流した蝶写のお友達とは、とりあえず前日とは別のポイントに向かった。さすがに天気は芳しくなく、蝶が現れることは期待できなかったが、とりあえず観察ポイントまで行ってみて、その場所に生えているヒメギフチョウの食草の確認をすることが、この日できる精一杯だった。
その蝶写で集まったお友達は解散。自分は残る1日に賭けることとなった。

最終日の5月6日、まずは5月4日にギフチョウの写真を撮った場所に移動した。しかしこの日は気温が低い。10時40分過ぎてもギフチョウが飛ぶことすら見られない。普通なら11時を回った辺りから訪花する時間帯になる。場所を移動し、カタクリの見られる場所に向かうことにした。
その場所についた頃、ようやく最初のギフチョウを目撃したが、その後も数は少なかった。
午後に入り、ようやくカタクリに蝶がやってくるようになった。
熱心に蜜を吸う蝶が現れ、ようやく撮影をすることができた。数等が代わる代わるカタクリの群生地に姿を現す。

ギフチョウ
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この時点ではまだ、普通のギフチョウだと思って撮影していた。
そのうち、花の近くの落ち葉の上に蝶が止まった時......、あれ?気づかなかったけど尾状突起が黄色いな...。あれ?先っぽまで黄色いぞ。
ここで気づいた。先ほどから撮影していたのはイエローバンドだった。前翅の縁毛が擦れてしまっているのか、前翅の縁の黄色が目立たなかったため気づかなかったのだった。
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ここからは大慌てだ。蝶を驚かせないようにしながらも、止まるまで追いかけて、止まったと同時にシャッターを切った。
ということで、今回も昨年に続き、イエローバンドに出会うことができた。
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下の写真は一番いいアングルだったのにピンぼけ。残念だ。
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今回も短い時間だったが堪能することができた。今年はカタクリもしおれているものが多かった。雪が少なめの年は早い時期に白馬に入った方が良さそうだ、今回はそれが分かっただけでも収穫である。
午後1時20分頃、いよいよこの旅の終わりが近づいてきた。宿に引き上げ、預けていた荷物を持って白馬駅に向かわなければ。
宿に向かっている途中、広場の草原では、越冬したクジャクチョウが2頭飛び回っていた。

クジャクチョウ
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天気はすっかり晴れて、前日の雨が嘘のよう。白馬の山々の白い姿が眩しい。

白馬三山(白馬鑓ケ岳・扚子岳・白馬岳)
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五竜岳
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帰りは、白馬から新宿まで直通の特急あずさ。信濃大町に到着する前に、大好きな爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の山容を写真に残した。

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳
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by emu_nijuuhachi | 2014-05-07 22:31 | | Trackback | Comments(8)

午前は高尾山で植物観察、午後は地元河川流域でギンイチ〜4月26日〜

もうゴールデンウィーク間近の4月26日。この時期はいよいよ自然観察が忙しくなる。
高尾では各種スミレやイカリソウ、高尾近郊某所では植栽ではあるがクマガイソウ、ゴールデンウィーク過ぎには裏高尾でカヤラン、近場では浅間山公園のムサシノキスゲ、キンラン、ササバギンラン、そういった植物の花を愛でる時期でもあるし、裏高尾ではウツギに吸蜜にくるウスバシロチョウ、ミヤマカラスアゲハ、アオバセセリ、アサギマダラや生き残っている春型のトラフシジミ。
そして、外せないのが地元の河川敷の公園内にいるギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリ。
特にギンイチモンジセセリは、得意な姿のセセリチョウで、セセリチョウのくせに高速に飛ぶことができない儚さがある。とくにこの時期に見られるギンイチモンジセセリは春型で、白いラインがくっきりと現れる。
自分が訪れる河川敷では個体数は少なく、見逃してしまう年も多い。今回は運良く出会うことができた。
この蝶、花も訪れるが、むしろススキ野原のススキの間を縫うように飛んではススキの枯れ草にとまって羽を休めるのが習性だ。

ギンイチモンジセセリ
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飛翔写真に挑戦
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by emu_nijuuhachi | 2014-04-28 00:17 | | Trackback | Comments(6)

相模原に現れる春の妖精・再び〜4月12日〜

4月12日。ギフチョウ舞う相模原の某所に2週間ぶりに訪れた。3月は全くといっていいほど花が咲いていなかったその郷も、もう花盛りに違いない。そんな思いで出かけた。
思った通り花盛り。気温も高い。
しかし蝶はなかなか現れなかった。うろうろしているうちにコツバメをみつけた。
コツバメ
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その後、11時頃にはギフチョウは舞い始めた。ギフチョウばかりではなくミヤマセセリもサクラに吸蜜にきていた。
ミヤマセセリ
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個体数は少ない気もしたが、この時期にきちんと姿を現した。

ギフチョウとウメ
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ギフチョウとタチツボスミレ
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ギフチョウとカキドオシ
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ギフチョウとマメザクラ
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ギフチョウがサクラの木を舞う
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ギフチョウがサクラで吸蜜
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で、上の写真のトリミング。なかなか奇麗な個体だ。
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ギフチョウの産卵
露出失敗したなぁ。もっとシャッタースピード上げるべきだった。
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ギフチョウの卵
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おまけ。当日、久々にお会いしたakakokkoさんに教わったイチモンジチョウの幼虫。ウグイスカグラの上で育っていた。

イチモンジチョウの幼虫
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帰り道。この日は歩いて峠道を越えてバス停まででなくては行けない。少し早めに引き上げたが峠道に差し掛かる手前。側溝の穴に、赤茶色のモジャモジャしたものが吸い込まれていくのを見た。近づくとがさごそとした音。ふと気配を感じて後ろを振り向くと、側溝からこちらの様子を伺う目が。。。

ニホンイタチ?
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帰りに眺めた景色は、春も盛りだった。
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by emu_nijuuhachi | 2014-04-27 22:26 | | Trackback | Comments(4)

相模原に現れる春の妖精

駅に降り立ち、峠までタクシー移動。駅から2時間程歩ければ着くのだが、今回は時間節約のためタクシーで峠まで移動した。
まだまだ早春の景色。雪が降るような山ではないが2月の大雪のあとがまだ残っていて残雪がそこここに見えている。峠の登山道に入ってすぐにスミレなどが見られるはずなのだが、ほとんど見当たらない。花は少ないようだ。この時期よく見かけるシュンランを探してみる。花は少なかったのですが、比較的明るい雑木林の下でシュンランは多くの花を咲かせていた。

シュンラン
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その後、予定の観察ポイントについた。2時間ほど待ったが、数が少ない。
そこで、別のポイントに移動。こちらは最も知られたポイントだけに大勢の観察者、カメラマンがいた。
なんだか場の雰囲気が興奮していると思ったら数頭が飛び回っていた。
ギフチョウ、今回の観察の対象だ。
最近は飛翔写真にチャレンジする人も増え、激しく飛び回る蝶を追い掛け回している。
自分も飛翔写真に挑戦。自分は蝶が回るコースをある程度見極めてどっかり腰を据えて待ち伏せ作戦。
以前は全くと言っていいほど枠に収めることができなかったが、最近は素早く移動する生き物がフレーム内に収まることも増えたような気もする。

ギフチョウ
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まだまだ、頂上付近は興奮に溢れていたが、早々に見切りをつけて、郷に降りる蝶を探すために昼過ぎには下山した。
ところが、様子が変である。郷は人が少ない。ウメとオオイヌノフグリ以外の花をほとんど見かけない。僅かにすみれが咲いているとこももあったが、これでは蝶が蜜を吸うこともできないだろう。しばらく畑の脇で休憩していたら小川の上流方面から見知った方が降りてこられた。ブログを通したお知り合いのdaron3さんだった。
「いましたか?」「いや、全く・・・」
全然いないようだ。しばらくウメの木畑を見上げたりもしたが飛んでくる気配がない。
14時前に撤収することにした。daron3さんが途中まで送ってくださるとのこと。daron3さんはまだ1頭も見かけておられないということで、峠付近で初めて知ったポイントもチェックすることにした。ポイントには着いたものの、時刻は14時30分、風も吹いてきたので引き上げることにしたとたん、茂みから飛び出したのが、まさにギフチョウだった。自分はとりあえず撮影は見送り。
daron3さんには相模原の某バスターミナル付近まで送っていただき、自分はそこから橋本駅までバスで移動、地元駅へ向かった。

おまけ。
カメラや三脚も持っていたので、先日見かけた駅前のビルに住み着いていた鳥を撮影することに。
駅前のPARCOの看板にその鳥は留まっていた。

チョウゲンボウ
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今回は久々の収穫のある観察でまずまずの満足感で終えた。
by emu_nijuuhachi | 2014-03-29 21:09 | | Trackback | Comments(6)

キマダラルリツバメの棲む地へ(6/23)

シジミチョウの仲間と言ってもいろいろいるものだ。
日本では唯一、尾状突起が2対あるシジミチョウがいる。それがキマダラルリツバメだ。幼虫の頃は、ハシブトシリアゲアリというサクラに付くアリに育てられる。

自分のプライベートの名刺デザインは2種類あるのだが、そのうちの1つは3年前の2010年に、相模原市の某所で写真に撮ったこの蝶をイラストに起こしたものをデザインに加えている。
名刺(キマダラルリツバメ版)
d0176157_213224.jpg

3年ぶりに彼の地を訪れた。残念ながら目的の蝶には会えなかった。代わりと言ってはなんだが、その蝶が姿を見せる場所ではトラフシジミがテリトリーを巡って飛び回っていた。
d0176157_2133225.jpg


また、この場所のすぐ近くの小山にいるゴイシシジミも撮影した。そうしょっちゅう会う蝶ではないのでもっといろいろ撮影に工夫をすればよかったと今更ながら後悔している。。。
ゴイシシジミ
d0176157_213395.jpg

by emu_nijuuhachi | 2013-06-23 21:12 | | Trackback | Comments(7)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


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