カテゴリ:蝶( 69 )

野川の春のセセリチョウ〜2015年4月25日〜

国分寺から二子玉川までの住宅街の間を流れる野川。その野川の流域にはススキ野原のある場所がある。例年ここでギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリを探している。
もう、木々は新緑で青々しているが、ススキ野原はまだ枯れ草色だ。
なかでも特異な存在がギンイチモンジセセリ。
膝より少し上ぐらいの高さをススキの間を縫うように飛ぶ。目を凝らして藪の中を歩き回ると所々明るい茶色と黒がチロチロとキラめくのが見える。今年は少し数も多いようだ。

ギンイチモンジセセリ
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あとはフィッシュアイレンズで撮影した写真をトリミング。
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お腹を曲げて止まっているギンイチモンジセセリがいたのだが、飛び去った後に白い小さな粒が残されていた。
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棲息する環境と発生時期が重なるミヤマチャバネセセリもいた。こちらはギンイチモンジセセリのような不器用な飛び方ではなく弾丸のように飛び回っていた。

ミヤマチャバネセセリ
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by emu_nijuuhachi | 2015-04-27 23:01 | | Trackback | Comments(0)

ギフチョウ・2015年神奈川県北西部(その2)

春の神奈川県北西部のギフチョウ観察は年2回がいい。1回目は3月中に山の上の方に向かう。晴れてれば、複数のオスがぐるぐると飛び回り時々バトルを繰り広げる。今年のバトルは、前回「ギフチョウ・2015年神奈川県北西部(その1)」で見てきた。2回目は4月に入って、山沿いの里にも桜咲くころの山の麓である。ギフチョウが桜に集まってくる。運が良ければ産卵だって観察できる。
今年は4/12にその2回目の観察のため神奈川県北西部に向かった。
マメザクラが咲いていることを期待したのだが、残念ながら桜は今年は少し遅いようで、まだほとんど咲いていなかった。その代わり、ミツバツツジがかなりいい感じだった。今回はミツバツツジにくるギフチョウ三昧だった。

ギフチョウ
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ギフチョウ以外にも期待していた。この時期は、スギタニルリシジミやコツバメや、運が良ければトラフシジミ。今年はトラフは見られず、コツバメは見かけるものの、写真は撮れず。ただ、スギタニルリシジミは、数はそれほど多くなかったが確実に見ることができた。
スギタニルリシジミ
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あとはこの周辺の花。蝶の観察ポイントの中には、チューリップに似たアマナも見られるし、イカリソウも咲いていた。

アマナ
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イカリソウ
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観察の地は公共交通が乏しく、長い道のりを歩くことにした。途中、退屈な道もあるが、なかなか良い眺めのポイントもあったりする。
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by emu_nijuuhachi | 2015-04-26 00:10 | | Trackback | Comments(2)

ギフチョウ・2015年神奈川県北西部(その1)

3月29日、例年の通り、神奈川県北西部へ。3月23日頃からインターネット接続が不調だったため、ようやくその写真をアップできる。
3月は、追いかけっこを見る楽しみと、飛翔写真をチャレンジをするのが目的。前日の土曜日は晴れたが、翌日は予報はあまり良くなかった。ところが朝起きると、地元では青空が広がっていたため、意を決して出発。
観察ポイントには9時頃到着、早速足元を通り過ぎた。
日が陰ったり、日が差したりが繰り返される天候。10時近くには観察ポイントに4頭ほどが絡みながら翔ぶようになった。11時30分頃には雲が厚くなってきたため、この日は2時間半程度の撮影でとっとと下山した。
しかし、飛翔写真は、もう何年も挑戦しているが、露出、距離感が未だ決まらず、なかなか上達しない。唯一上達したのは、昔は蝶がフレームに入る写真が5%程度だったのに対し、最近は30%〜50%程度になったことかな。
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ピントはボケボケなのだが、3頭がフレームに入ったので証拠写真として入れておくことにした。
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追いかけっこ中は本当に高速に飛ぶので1/1250程度のシャッタースピードでもぶれてしまう。かなり奇跡的に2頭が近づいた瞬間がフレームに入った。
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2頭がくるくる回りながら絡み合っていた。1頭はレンズのすぐ前まで寄ってきた。
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これは撮影ポイントに向かう途中に撮影したシュンラン。この花を探すのもギフチョウ観察の日の恒例イベントにしています。
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by emu_nijuuhachi | 2015-04-19 22:24 | | Trackback | Comments(2)

2014年夏以降の蝶(北アルプス南部)

7月5日に大雪山山行で、ウスバキチョウやら、アサヒヒョウモンを期待したのに会う事叶わず、それ以降運に見放され続けた。(特に天気に。)ブログはなかなか写真整理が手間でついつい、夏以降投稿できずにいたし、いろいろあって他の人のブログもなかなか訪問できずに来た。今回は久々の復活ということで、ブログの投稿がストップした時期以降に出会った蝶を4回くらいに分けて紹介しようかと思っている。まずは7月19日から7月21日にかけての北アルプス山行。ここではミヤマモンキチョウとタカネヒカゲ、クモマベニヒカゲいベニヒカゲ、ヒョウモンチョウやら運が良ければクモマツマキチョウに会える。ところが今年は残雪が多い上、天気がいまひとつ。結局撮影できたのはタカネヒカゲのみ。ミヤマモンキチョウは目の前を通り過ぎるのが2回程度で終わってしまった。さて、出会ったタカネヒカゲ、縦走でその日の工程が終わり間近でであった。タカネヒカゲは花崗岩の石に紛れて止まった。うまい隠れ身の術だとおもう。

タカネヒカゲ
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タカネヒカゲに出会った場所からは、もう目と鼻の先に本日の目的地の山小屋が見えている。その向こうに見えている山は標高2900mを超えている。
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夜は見事な星空。
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朝は絶景だ。
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最終日には子沢山のライチョウの親子に出会った。最初ははぐれたようだったが、ちゃんと親元に戻れて一安心

ライチョウ(雛)
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ライチョウ(雌)
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by emu_nijuuhachi | 2015-04-18 23:39 | | Trackback(1) | Comments(2)

大雪山蝶探しの山行〜2014年7月5日

夏の北海道にはこの8年で6回目。春や秋も入れるともう少し行っているかな。
夏はほとんど大雪山とその麓に行っている。本当は幅広く北海道の自然に触れたい気持ちもあるのだが、勝手の分からない遠い地では蝶を探したくても当ての無いたびは難しく結局山歩きも楽しめる大雪山を訪れることになる。大説山系の北東部の稜線近くは6月末から7月上旬になると天然記念物3種、ウスバキチョウ、アサヒヒョウモン、ダイセツタカネヒカゲが比較的広範囲に多く見られる。
2008年にこの地を訪れた際には登山道から見上げた山側の斜面に、まさに「ウジャウジャ」とアサヒヒョウモンが飛んでいたのには驚かされた。
しかし、登山道脇は荒涼とした大地になっているポイントが多く、蝶は見られてもすぐ遠くへ飛び去ってしまうことが多い。新鮮な個体が見られる時期も長くないので、いままで、なかなかまともな写真が撮れていない。今回はアサヒヒョウモンの写真を撮りたくなり、メインのターゲットをアサヒヒョウモンにさだめた。
麓の温泉街からバスで移動。登山口から山を登り、雪渓を横切ったり登ったりを繰り返し、あるくこと約1時間半で今回のコースとしては最も近い観察ポイントにたどり着く。普通であれば、ポイントに着くと同時に目の前を縦横無尽に蝶が横切るところが、今年は全く静かだ。風が強いのも影響しているかもしれないが、本来このポイントで咲いているはずのイワウメやらミネズオウの花がほとんど見られない。例年より季節が進んでしまったようだ。その後、ポイントをかえながら大雪山の稜線も歩いたがアサヒヒョウモンはおろか、目立つはずのウスバキチョウの姿を全く見ることはなかった。
季節が進んでしまったのであれば、せめてまだ見たこと無いカラフトルリシジミが出てきてくれれば嬉しいがそれすらも飛ばない。
唯一元気だったのがダイセツタカネヒカゲだった。実はダイセツタカネヒカゲもあまりちゃんと写真が撮れていなかったので、今回は慎重に写真撮影をした。ヒカゲチョウの仲間としては非常に素早い蝶で、なかなか飛翔写真は難しそうなので、今回は飛ぶ蝶をレンズで追うのは諦めた。

ダイセツタカネヒカゲ(タテハチョウ科)
Oeneis melissa daisetsuzana
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小さな虫が視界の隅を動くと、思わずアサヒヒョウモンかと振り返る。しかし、実際にアサヒヒョウモンに会うことは無かった。
視界の隅を動いた虫の正体はダイセツヒトリという蛾であった。しかし、これも日本では大雪山でしか見られない高山蛾だ。

ダイセツヒトリ(ヒトリガ科)
Grammia quenseli daisetsuzana
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登山口近くまで下山した際には、なじみのある蝶にも出会った。

ヤマキマダラヒカゲ(タテハチョウ科)
Neope niphonica
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温泉街周辺では、以前はシロオビヒメヒカゲなどの蝶を見たこともあったが今回は見つけられなかった。

エゾシロチョウ(シロチョウ科)
Aporia crataegi adherbal Fruhstorfer
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サカハチチョウ(タテハチョウ科)
Araschnia burejana
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シータテハ(タテハチョウ科)
Polygonia c-album
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最寄り駅の線路脇ではさらに見慣れた蝶たちがいる。

エゾスジグロシロチョウ(シロチョウ科)
Pieris napi
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モンキチョウ(シロチョウ科)
Colias erate
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by emu_nijuuhachi | 2014-07-12 14:57 | | Trackback | Comments(4)

深大寺でのオオムラサキに関する取り組み〜2014年6月22日

自分の地元は東京都調布市の深大寺。小学生のころに深大寺境内付近は遊び場のようなものだった。いまでもこの地域は緑深い地区ではあるが、宅地開発がすすみ森林はずいぶん小さくなったようだ。そんな中、東京都では都立神代植物公園が中心となり、周辺地域を、22世紀の森づくりと称して、かつての武蔵野の森を取り戻そうという動きが出てきている。
他方、深大寺地区の住民が中心となり、深大寺街づくり協議会という団体が、昔はこの周辺を飛び回っていた国蝶オオムラサキの数を復活させようと、繁殖活動をここ何年か取り組んでおり、終齢幼虫から羽化までの間、深大寺にケージとエノキの鉢植えをおいて、参拝客や観光客の皆さんに向けてオオムラサキの展示をしている。

と、もう7年(?)以上つづいているこの活動は以前から知っていたものの今回初めて様子を見に行った。最初は6/21。蛹がいっぱいぶら下がっていたが、中に翅の色が透けて見えている蛹があり、翌日には羽化するだろうと楽しみにしていた。6/22は朝から雨だったが、7時前には境内に着いてケージを覗いてみると、すでに羽化してしまっているではないか!少し残念に思ったが蛹を見て回ったところ、2つほど羽化しそうに思われるものが見つかった。いったん帰宅し、午後再び深大寺に向かい、その蛹に動きがあるまでじっと待つことにした。
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夕方5時過ぎに羽化を開始、最後の状態までで約20分ほどだろうか。いったん始まるとみるみる姿が変わって行く様がすごい。

上の個体より前に羽化した個体も何頭かケージには入っていた。話によると毎日放蝶しているそうだ。
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最後に、この蝶たちが入っていたケージを紹介する。
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-22 22:15 | | Trackback | Comments(2)

地元もゼフのシーズン(ちょっと遅いけど)〜2014年6月15日

もはや、6月なかば。今更ゼフのシーズンと言うのはあまりにも出遅れ過ぎの感は否めないが、6月は信州やら高尾山やら、しかも高山蝶やらラン科植物やらの観察で、まったく身近なゼフィルスを見に行く余裕などなかったわけだ。
もう、翅も痛んでいる頃だとは思ったのだが、地元、野川沿いの公園まで様子を見に行った。ここには平地性ゼフィルス(=ミドリシジミの仲間を代表とする樹上性シジミチョウの一群)が4種定着している。ミドリシジミ、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミだ。年によってはゼフィルス観察会などもボランティアが開催していることがある。
例年個体数も少なくないので、とっくに、ウラナミアカシジミやミズイロオナガシジミだって見られてもいいはずだが、今回は見ることができなかった。
ミドリシジミについては、オスのメタリックグリーンを拝みたかったところだがそれはかなわなかった。

アカシジミ
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ミドリシジミ(O型♀)
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ミドリシジミ(♀)
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ところで、今回、この場所にしては珍しい蝶に出会った。というか、本来ここにいるはずの無い蝶だ。とはいえ、数年前から隣の公園で発見されたという話は聞いていた。ホシミスジ。関東では山地性だそうで、通常は平地では見られない。ネットでいろいろ調べてみると、実はこの蝶2010年に、その隣の公園で初めて発見され、DNAの分析をしたところ、瀬戸内産と思われるとの結果が出たそうだ。
要するに、なんらかの原因でこの地に人為的に持ち込まれたというわけ。蝶を人が意図的に別の場所で放すケースもあるが、植木や鉢植えなどを移動した際に幼虫や卵がついていて一緒に移動してしまうケースも少なくないようだ。実際上記のミドリシジミ。この公園のものは本来別産地のもので、公園内にハンノキを植えるさいに、ハンノキの苗についていた卵や幼虫から繁殖したのではないかとの説も聞いたことがある。
ホシミスジの幼虫はユキヤナギを好んで食べる。この辺りの庭木にもユキヤナギは少なくないことから、周辺に広がる可能性は十分にあるのではないか。

ホシミスジ
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翅の裏の付けねに黒い斑点がみられる。これがホシミスジの「ホシ」の由来だ。
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相変わらず数が多いのがテングチョウ。

テングチョウ
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ちなみに黒に黄色の縞、ミドリの目のトンボを見かけました。トンボはやっぱり詳しくないのだけれど、下の写真は何トンボでしょう?
コオニヤンマってやつ?顔が映ってないのでますます分からない。
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-18 00:10 | | Trackback | Comments(4)

人生初見のフジミドリシジミ〜2014年6月8日

自然観察を始めたのは2005年のこと。きっかけはたまたま登った高尾山頂の(今はない)イヌツゲの花に次々とアサギマダラという蝶が蜜を吸いにきているのがきっかけだった。高尾山に興味を持った自分は高尾山の自然に関する本をたくさん買いあさった。そのような本の中に、フジミドリシジミという蝶が木の上を飛び回っているといったような記述があったが、どの季節・時間、どこでその蝶が見られるのかが分からず、ずっと見ることなどなかった。

ところが、今日初めてその蝶を見ることができたわけだ。
今日は雨なので、蝶は期待していなかった。むしろ花の観察に行ったのだったが、ある場所で高速連写でシャッターを切っている方がいらしたのでピンと来た。これはフジミドリだ。花も見に行ったが花は雨のせいで閉じてしまい、この日はほとんどが蝶観察に充てられた。
シャッターを切っておられたのはIさん。この蝶の習性について色々教えてくださった。
この日は♂は翅が傷んだ個体ばかりだったが、結構な数の個体がいたように思う。昼頃から♀も登場した。
フジミドリは♂♀だけでなく、♂♂も仲がいい、2頭で仲良くフレームに収まってくれた。
今回は♀の止まったあたりに複数の♂が降りてきたり、鳥に襲われそうになると慌てた様子で逃げ回るなど、色々な姿が見られて本当に興味深く面白いひとときだった。
いろいろ教えてくださったIさん、ありがとうございました。

フジミドリシジミ
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ミスジチョウ
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-09 01:43 | | Trackback | Comments(9)

写真はともかく今回はじっくり観察しました・クモマツマキチョウ〜2014年5月31日・6月1日

2005年に久々に10年ぶりとなる本格ハイキングを復活し、その際デジカメを持つようになってからは、高山蝶を探しに山に入るなどして、シジミチョウや各山系亜種を除けば、本州と北海道は一通り見てきている。
その中で、探しに出かけてもたびたび敗退するのが、このクモマツマキチョウだ。
2006年には観察ポイントも知らず、おおざっぱな地域情報だけでただただ探しまわった。見つからなかった。別のときはポイントも調べたが、その地は雪に覆われていて時期が違うことを知った。ある年、遠くに見えた沢がすごく気になった。その翌年その沢に足を運んで初めてその白地にオレンジの蝶にあうことができた。2009年のこと。自分は知らなかったが産地として知られた場所だった。
2014年。初めてその蝶に出会った地に向かうことにした。旅の途中、毎年のようにお世話になっている宿に宿泊。このとき物販コーナーで何気なくバッジに目をやると...。いるではないか目的の蝶が。これで今年は遭えなくても記念になった。
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翌日から2日間、その沢に足を踏み入れた。足を踏み入れた瞬間、自分の歩いている登山道の脇、土手の下をオレンジの蝶が自分を追い抜いて川上に上って行くのが見えた。
目的地に到着し、景色を眺めていると対岸をその蝶がまた川上に上って行くのが見えた。そのうち川下へ下って行く蝶も見えた。ところがなかなか花に止まってくれない。登山道脇、土手の上にはこの蝶の食草で、成虫も蜜を吸いにくるミヤマハタザオがいくつも咲いているにもかかわらず、いっこうに近づいてこない。川に沿って上ったり下ったりしているばかりだ。
吸蜜中の姿を写真に収めたかったが、全然近くにとまらない。しかも先ほどから川の対岸ばかりに現れる。そこで、川を渡りまずは飛翔の写真から撮ることにしたが、これがまた難しかった。
他のブログではすごく奇麗な飛翔写真もたくさんあるので少々人様にお見せするには恥ずかしいできではあるのだが、今回は吸蜜もあまりたいしたものが撮影できなかったのでネタ不足を補うために公開させていただく。
そのうち、近くのスミレで吸蜜をするようになったので、いくらかの写真は撮れたが、気温が高いせいか蝶に落ち着きがない、花に止まっている時間がすごく短い。自分のようにもたつくとまともに写真など撮っていられない。
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このポイントでは、5月31日には9時前から13時30分頃まで、6月1日には7時40分頃から11時15分頃まで蝶の行動をじっくり観察させてもらった。
なにしろ、この2日間で、この場所で人を見かけたのはたった3人。蝶の観察をしにきている人など皆無だ。静かに、本当にじっくりとみることができた。
どうもこのポイントで見かけたのは合計2個体。上流側から降りてくる個体と、下流から上ってくる個体である。
おもしろいことに朝と昼前で飛ぶコースが違う(下の絵の左のコースと右のコース)。どうも木陰の位置が関係しているようだ。よくよく見ると、ちょうど日向と木陰の境界付近を割と直線的に飛ぶようだ。比較的河川敷の低いところを川上、または川下の方向に飛びたがるようであまり土手を駆け上がるような飛び方はしない。従ってせっかく咲いているミヤマハタザオで吸蜜することはなかった。
下流から上ってくる個体は崖まで到達するとその周囲のスミレの幾つかを訪花し吸蜜すると再び下流へ向けて飛んで行き、下の崖の先で私の視界から消えるが、数分から十分もすると再び下流から上ってきて姿を現す。この繰り返しだ。
ただ、右コースを飛ぶのと左コースがを飛ぶのと時間帯で使い分けているようだが、コースが切り替わる間は、どこでどうしているのか、数十分姿を見せなくなる。午後1時30分あたりになると、河川敷全体が日向になり、そうなるといろいろ蝶は姿を見せなくなった。

このポイントでは、上流の個体と下流の個体の2個体がいると先に述べたが、スミレで先客のクモツキが吸蜜しているときは、別個体のクモツキはいったん近づくがすぐにあきらめたかのように別のスミレへ向かっているのが面白かった。争いごとを好まない個体だったのだろうか。

あと、初日は私は抹茶グリーンのシャツを着ていた際には蝶に避けられていたが、2日目にブルーのウィンドブレーカーを着ていたときには近くを飛び回るのはもちろんまとわりつくことすらあったのが面白かった。いくつかの蝶と同様、青系には反応するようだ。

クモマツマキチョウの飛翔コース
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それにしてもいい天気だった。そんな真っ青な空の下、モンシロチョウが滑空していた。
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ウラギンヒョウモンも。
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また、この沢の少し上流に、野生の落葉性ツツジのムラサキヤシオが咲いていた。今年の花は、やけに色が鮮やかな気がする。
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by emu_nijuuhachi | 2014-06-06 01:22 | | Trackback | Comments(10)

裏高尾もそろそろ夏も近づく〜2014年5月24日

本当なら遠征したい気分ではあったが、前の週に新幹線まで使っての遠征をしたばかりで、さすがに今週もというのは我ながら控えなければと思い、比較的近い裏高尾に出かけた。
前の週に蝶類保全協会の観察会が催されたとかで、かなりいろいろ観察できたようで結構期待して行ったわけだ。
特に見たかったのはアオバセセリ、運が良ければボロでもいいのでミヤマカラスアゲハや春型トラフシジミ、なぜか彼の地ではなかなか遭えないスミナガシに遭えればいいなぁと思っていた。
まあ、結論から言えばどれにも遭えなかった。
とは言え、クモガタヒョウモンをあちこちで見かけ、ある年はどうしちゃったんだろうと思っていたサカハチチョウもあきれるぐらいあちこちにいた。
遠征に行っている知り合いの皆さんはきっとクモマツマキチョウに遭っている頃だろうと思っていたが、裏高尾ではツマキチョウが産卵の時期を迎えていた。

サカハチチョウ(春型)
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ウスバシロチョウ
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アサギマダラ
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クモガタヒョウモン
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オナガアゲハ
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イチモンジチョウ
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ミスジチョウ
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コジャノメ
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ツマキチョウ♀(産卵)
カラシナかな?花の付け根に既に卵がついているようだ。
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オオバタネツケバナ
ツマキチョウの食草の一つ
d0176157_00095277.jpg
ツマキチョウの卵
上のオオバタネツケバナの写真の拡大
d0176157_00103144.jpg
蝶はここまで。ほかにもカラスアゲハ、モンキアゲハ、コミスジ、ヒメキマダラセセリ、ダイミョウセセリなども見かけた。
おまけで、花の写真も紹介。

ヤマボウシ
いつも通っているこの道の脇にこの木があるなんて気づかなかった。もう8年以上ここを行き来していたのに...。この木は赤くて甘い実がなるので気をつけて見てみよう。
d0176157_00110911.jpg
オドリコソウ
小仏側沿いの歩道脇に小さな群生地がある。
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目的の蝶に遭えなかったのは残念だったが、普通種ばかりとはいえ、まあまあ割と種類が多かったのは救いだった。





by emu_nijuuhachi | 2014-05-28 00:59 | | Trackback | Comments(2)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


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