カテゴリ:蝶( 69 )

初見・ハヤシミドリシジミ〜7月1日奥高尾方面

7月1日は私の職場は、いわゆる半ドンというやつで、午後の過ごし方を数日前から考えていた。
天気予報では晴れの予報。せっかくなのでハイキングと、花か蝶か観察を兼ねて、と考えた。
午後からの行動なので中央本線ならば高尾から上野原ぐらいまでの間がいいだろう。
花ならば、高尾山域のキバナノショウキラン。実はこの花、自分は探すのが下手なようで、6月中から探していたのだが結局見つけられなかった。蝶なら、上野原方面のキマダラルリツバメか、奥高尾方面のハヤシミドリシジミ。

今回はまだ見ぬミドリシジミの仲間、ハヤシミドリシジミを探してみることにした。ハヤシミドリシジミがそのポイントで見られることは10年ほど前に買った本に書いてあったので知っていた。しかし、7月の日没近い時間に見られるとのことで、あえて観察に向かう機会を失っていた。

今回は仕事から解放された時間を夕刻まで有効に使おうと思い暗くなっても行動できるよう、ヘッドランプも持って出かけた。
職場から、鉄道とバスを乗り継ぎ、徒歩で80分ほど歩いてポイントにたどり着いたのが15時過ぎ。ポイントは草原の中、カシワの森との境界線(林縁)あたりだ。草原や林縁ではトンボやチョウが飛び回っている。当然目的のハヤシミドリシジミはまだ飛ばない。

17時前、姿を見せた。カシワの葉の上で羽を閉じて止まっている。しばらくじっとしていたのだが、間もなく激しく飛び回るようになる。しばらくすると、1頭,2頭ではない。4頭程度だろうか、飛び回っている。時折2頭が絡み合うように飛び回り、すっとカシワの葉っぱの上に止まり、翅を広げた。
青緑が輝く。
このような景色が18時20分頃までは確実に続いた。ただ、あたりも薄暗くなり始めの時間、帰りのバスのバス停まで1時間街灯もないところを歩かなくてはならない。ここで切り上げることにした。


ハヤシミドリシジミ

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ハヤシミドリシジミ以外にも樹上性のシジミチョウではムラサキシジミ、アカシジミ、ミズイロオナガシジミなどが飛んでいた。


ミズイロオナガシジミ

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草原には別のシジミチョウの仲間が飛んでいて、やはりテリトリー争いでもしているのか、繰り返し絡みながら激しく飛んでいた。
近寄ってみるとウラナミシジミだ。珍しい蝶ではないのだが、考えてみたらウラナミシジミに会うのは久しぶりた。


ウラナミシジミ

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近くの木では樹液が出ているのか、アカタテハやルリタテハや、ヒカゲチョウらしき蝶がしきりに追いかけっこをしては木に戻っている。シャッターを何度か押したのだが、出来が悪いのがほとんど、なんとかまあまあ写っているのが、下のルリタテハの写真だった。


ルリタテハ

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きっと1頭見られればいいだろうと想像して向かったポイント。ところが予想に反して、複数頭が現れ激しく飛び回る姿が見られて、結構面白く観察することができた。ゼフィルスと呼ばれる樹上性シジミチョウの仲間。まだまだほとんど会ったことないものばかりだが、今後も機会があれば出かけてみたい。
by emu_nijuuhachi | 2016-07-04 23:32 | | Trackback | Comments(4)

シーズン終盤・奥高尾のオオミドリシジミ〜6月19日

最近、古い写真を分類しているのだが、10年前に比べて被写体のチョウの種類が非常に偏ってきている。もう少し身近なものにも目を向けなければ、と思っている。
分類しながら色々発見もあり、チョウの同定が全然間違えているものがあったりもした。9年前に初めて撮影した緑色のシジミチョウ、知識もないのを図鑑で特徴を調べてジョウザンミドリシジミに写真を分類していたのだが、改めて見ると特徴がだいぶ違っている。おそらくアイノミドリシジなのではないか。いつかわかる人に見てもらおうと思っている。
とにかく、チョウ好きの人はこの緑色系の蝶を好む人が多い。自分は詳しくないのだが、楽しそうにポイントに出かけている方々を見て羨ましくも思っていて、自分も徐々に探しに行こうかとも思っている。
そんな中、数年前まで色々な種類の身近なチョウの写真を撮りに出かけていた時期に、撮影した数少ない緑色のシジミチョウであるオオミドリシジミ、高尾山系の奥の方にある山で見られた。実はオオミドリシジミは多摩丘陵の雑木林であれば、色々な場所で見られるようなのだが、自分にとってはこの山はお気に入りの場所の一つなのだ。

この時期に久々に訪れたので、その姿を見られるのか不安もあったのだが、活発に動き回る午前中に間に合うようにポイントにたどり着くと、間もなくその姿を確認することができた。

オオミドリシジミ


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カシワの木には、ムラサキシジミも止まっていた。ムラサキシジミも翅を広げると大変美しいメタリックブルーが見られるはずなのだが翅は開いてとまることがなかったので地味な裏側のみの撮影。

ムラサキシジミ


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帰り道。帰りのバス停まで降りると、そばではルリシジミが水分を補給していた。

ルリシジミ


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そういえば、今回のオオミドリシジミのポイントのすぐそばでは、ハヤシミドリシジミと呼ばれる近縁種も飛ぶという。ハヤシミドリシジミは7月の日没近い時間に飛び回るという。日没近くまで山頂にとどまることが今までほとんどなかったので決して会うことのない蝶だったのだが、実は今年の7/1に、このポイントでハヤシミドリシジミに出会うことになる。が、その話は次回に。
by emu_nijuuhachi | 2016-07-04 00:36 | | Trackback | Comments(2)

武蔵野のミドリシジミ〜6月5日

ここ何年も近場の公園にミドリシジミを探しに度々足を運んだが、大概見つけるのはメスで、青や緑に輝くこの蝶のオスが翅を広げたのを見たのは片手でも数えられる程度、ましてはまともな写真はなかった。

6月5日は朝方雨が降ったが間もなく上がった。時期は申し分ない、雨上がりで蝶が下に降りている可能性も高い。高尾に行くことも考えていたが、これはチャンスとこの公園に向かった。

到着して、いつも最初に蝶を探すのは栗の木。翅は閉じているものの、ぱっと見でもミドリシジミが何頭か目に入った。今年は例年に比べて多めにいる印象だ。枝の一つ一つを舐め回すように見てると、隣でカメラを向けていた方が、「翅開いてますよ。」と声をかけてくださった。よく見ると青く輝く光るものが目に入った。

それがこの日のスタート。それから、昼すぎまで、度々青い輝きを堪能した。残念なのは、あまり近づけない場所ということもあり、角度的に緑というよりは青っぽく輝いて見えること。まあ贅沢は言えない。

開翅したメスも撮影した。いわゆるO型という、表に青や赤が入らない無紋のメスではあったが、青い鱗粉はやや多めに入っていた。

ミドリシジミ
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ミドリシジミだけではなく、アカシジミやウラナミアカシジミもやってきた。


ウラナミアカシジミ


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アカシジミ


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その他、シジミチョウ以外の仲間も。


アカボシゴマダラ


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スジグロシロチョウ


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とにかくミドリシジミがやっとまともに見ることができた感じ。
by emu_nijuuhachi | 2016-06-15 00:35 | | Trackback | Comments(2)

今年は敗退のフジミドリシジミ・高尾山

5月末から週末毎に数回訪れた高尾山だったが、結局今年はフジミドリシジミの写真は1枚も撮れずじまいだった。まあ、そんな年もあるだろう。
待っているとフジミドリシジミも一瞬通り過ぎるのだが一向に撮影できる場所に来ない。その他の蝶や蛾は時折近くにやってくるのだが…。


アカシジミ
この子は綺麗だった。

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ムラサキシジミ
羽を開いてくれればよかったのだが、結局開かなかった。

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ルリシジミ♀
やっと来たか、と一瞬周囲の人たちも色めき立ったが、ルリシジミだった。ルリシジミだったが、綺麗な雌の個体だったので、周囲の人たちも結局のところシャッターを押しまくっていた。まあ、待ち人来らずで暇だったしね。

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メスグロヒョウモン♂
この子は、脚が不自由だったが、人懐っこく、人の手や頭や顔にやたらと止まるのだった。

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ヒオドシチョウ
こういう綺麗なヒオドシチョウはこの時期だからこそ見られる。

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ミスジチョウ
毎年このポイント周辺ではミスジチョウが飛び回る。

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テングチョウ
なかなか新鮮そうな個体。

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アゲハモドキ
蝶ではないのだが、これも面白いので撮影。触覚を見ると、やっぱり蛾。

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by emu_nijuuhachi | 2016-06-13 23:59 | | Trackback | Comments(2)

山間を飛ぶ力強いオレンジ色〜5月22日,23日、上高地

自分が好きな蝶は…と考えた時、頭に浮かぶ蝶は2つ。タカネヒカゲとクモマツマキチョウだな。
クモマツマキチョウを見たいと思った初めの頃は、場所も時期も正確な知識がなく、ただ上高地にはいるらしいという情報で、何年か歩き回った。
数年前になんとか見つけたポイントに今年も赴いた。
昨年改装のため休業していた宿も今年新装オープンだったのでお世話になることにした。
去年は飛び回る蝶が花で蜜を吸うタイミングを見逃したので、今年こそはという意気込みだった。

ところが、今年もクモマツマキチョウは元気いっぱい飛んでいたのだが、天気が良く気温が高すぎるのか蝶が花にはほとんど止まらない。
結局花の蜜を吸う蝶の姿を写真に収めたかったのが、今年も飛んでいる写真だけになってしまった。
ただここ数年のクモツキ観察が功を奏してか、蝶の方からかなり近づいてくれるようになったので、飛翔写真は過去のものに比べればだいぶマシなものになったと思う。


クモマツマキチョウ

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またクモツキが来た!やけに遅いと美化ただ、チャンス!と思ったら違う蝶だった。


ツマキチョウ

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宿の付近の早朝の眺め
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この時期の上高地は花も魅力的。ホンシャクナゲなど野生の植物とは思えないほどの艶やかさがある。

ホンシャクナゲ
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滞在中、上高地はずっと好天に恵まれた。
来年こそは花に来る蝶の姿を撮影したいと思ったのでした。
by emu_nijuuhachi | 2016-05-29 01:29 | | Trackback | Comments(2)

2016/4/29に白馬で始まる信州行

毎年GWは信州遠征、白馬と野尻湖周辺に赴いている。一昨年、一昨々年に出会えたものの、昨年は出会うことが叶わなかったイエローバンドのギフチョウに是非とも会いたいと思っていた。
冬に雪が少なかった様子なので、例年より1週間近く早い4/29に白馬入りにした。
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5/1に野尻湖畔に移動、5/3までの滞在とした。
4/29は寒い1日。散歩で半日過ごした。4/30は快晴だったのだが散策をしているうちに上空に雲が出てきてしまい観察ポイントにたどり着いてもギフチョウにはほとんど会えなかった。例年だと5/6頃でも普通に見られるカタクリの花がほとんど終わっていたのには驚いた。

5/1朝は雨、ただ、東の空は晴れ上がっており、レストランで朝食をとっている間、外には虹が出ていた。


窓越しの虹(レストランにて)
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9時前には雨が止み探索に出かけた。馴染みのポイントは2か所。最初のポイントに着くと早速ギフチョウが飛び回っている。他にも何名かの撮影されている方がいらっしゃった。少し滞在したのち、もう一つのポイントに徒歩で一人移動した。移動中の道端でギフチョウを見かけたので、近づくとこれがイエローバンドだったのだ。


ギフチョウ(イエローバンド)
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近くのスミレで吸蜜したり、近くの落ち葉の上で翅を広げるなどしばらくウロウロしたのち、別荘地の中へ消えていった。引き続き移動を再開した。ポイントに着くと、またまたイエローバンドがいた。今回はすぐに飛んで行ってしまった。


ギフチョウ(イエローバンドその2)
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ポイント付近をブラブラとしていると、結構ギフチョウが飛んでくる。ただ、イエローバンドにはもう会うことはなかった。


ギフチョウ(ノーマル)
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午後は、野尻湖畔に移動だ。
野尻湖畔では、ポイント、ポイントで黒姫山、飯綱山、妙高山、斑尾山を眺めることができる。


野尻湖畔の農村から望む妙高山
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5/2は斑尾高原方面から、沼ノ原湿原という湿原を散策することにした。ミズバショウ、キンレイカの美しい湿原だ。ここでも予想外にギフチョウに出会った。


沼ノ原湿原
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ギフチョウ(ノーマル)
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5日間、よく歩いた信州行だった。天気もまずまずでよかった。
by emu_nijuuhachi | 2016-05-10 00:22 | | Trackback | Comments(4)

2016年のシーズン開始(2016-4-9)

ご無沙汰しております。
夏になるとなぜかブログが面倒になるのと、昨年は夏以降の外出が著しく少なかったのもあり全くブログは停滞しておりましたが、久々の更新です。

春のシーズン開始はやはり神奈川県相模原市から。
今年は桜の開花が早かったということもあり3/21にも足を運んだのだが、この地は春の訪れは遅く、桜の蕾が固いままだった。2週間以上たった4/9、再び訪れたのだが、この地にも遅い春が訪れていた。
まずは山の途中まで登ると、この日は気温が高く、次から次へギフチョウが上がってくる。もう4月の2週目、普通なら羽根がボロボロになっていてもいい時期だが、ほとんどの個体が新鮮だった。
複数の蝶が絡みながら飛び回るのを昼まで眺め、軽い昼食の後里に下りた。
ところが、一転、こちらではギフチョウがあまり姿を現さない。2時近くなりようやくミツバツツジで吸蜜をしたり、産卵したり、といった行動を見ることができた。産卵するメスも新鮮な個体だった。

しかし、この日、何と言っても驚いたのが山でギフチョウを撮影中、物音でふと坂の下を覗いたら、そこにカモシカがいたこと。あっという間に藪の中に姿を消したが、このような小さな低山で出会うなどとは想像すらしていなかった。

ギフチョウの産卵
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ギフチョウの産卵(卵も写っていた。ラッキー)
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ミツバツツジで吸蜜するギフチョウ
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ギフチョウの飛翔 ※2頭が絡み合いながらの飛翔は結局できのいい写真が撮れませんでしたが、雰囲気を思い出したいので載せてみました。
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地面で休息するギフチョウ
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麓で出会ったスギタニルリシジミ
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山登り中に出会ったシュンラン(これだけ3/21の写真)
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山で咲いていたハルリンドウ
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登山道脇のヒトリシズカ
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山の麓の里に咲くマルバスミレ
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里で生えるツクシ(スギナ)
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by emu_nijuuhachi | 2016-04-10 22:07 | | Trackback | Comments(5)

アルプスの麓でオレンジ色を見たい 〜 2015年5月末

毎年オレンジ色の蝶、クモマツマキチョウを見にこの地を訪れる。
到着した翌日の朝から早速自分の好きなポイントに移動して撮影開始。
去年と同じ場所だが、去年いい場所に咲いていた吸蜜源のスミレが今年はない。少し上がった土手の上にはミヤマハタザオ、イワハタザオが結構咲いているのだが、去年の経験から、クモマツマキチョウは比較的沢に沿って高さ1メートルぐらいを直線的に飛ぶのが好きで、あまり土手をかけ登らない。

ポイントに到着し、待つ事2時間半ほどで、主役登場。午前中はもっぱら川下から自分のいるポイントを通り過ぎて上流へ向かってまっすぐと登っていくばかり。
午後になってようやく上流から降りてきて自分いるあたりを100mくらいの範囲で登ったり下ったりを繰り返すようになった。
しかし吸蜜源がないという心配が的中。ほとんど止まる事がなかった。
仕方がないので、結局、今年は飛翔写真にかけるしかなくなってしまった。
この蝶の飛翔写真は本当に苦手である。

クモマツマキチョウ
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この写真、バックが空と山で綺麗な背景なので、ピントが合っていてブレがなければ本当に良かったのに、と少々残念に思う。
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今のカメラ EOS 7D mkII にしてから、どうも手ぶれが目立つ。なんでだろう??これでも1/1000で撮影してるんだけど、カメラを大きく動かしすぎ?
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撮影に疲れて岩の上で休憩していたら、アサギマダラが遠くを飛んでいるのに気付いた。なぜかどんどん近寄ってくるので慌てて写真を撮らせてもらった。
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ヤマキマダラヒカゲ
沢にはヤマキマダラヒカゲもやってきた。
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以上で蝶の撮影完了。
宿にはお客さんがやってきた。

ヒオドシチョウ
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今年は写真の出来としては少し残念な感じ。
飛翔写真は相変わらず上達しない。今年は沢にスミレが少ないのが残念だった。やっぱり吸蜜中の写真を撮りたかった。

ちなみに今回の上高地行は好天に恵まれた。
河童橋の近くからは穂高の壮大な山容。ここから望遠レンズで山を眺めるのが好きだ。
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望遠で覗くと岳沢の小屋だってよく見える。自分は岳沢ではすれ違った事はあるものの、その蝶にまともに会えた事がない。
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天気が本当に良くて、河童橋付近から望遠で覗けば奥穂高岳の頂上も良く見えたのだった。
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by emu_nijuuhachi | 2015-06-07 23:50 | | Trackback | Comments(2)

北信州のリュードルフィア(その2)〜2015年5月3日〜5月5日

白馬もリュードルフィアライン上にあり、ギフチョウとヒメギフチョウの混棲地になる。ご存知ない方に説明すると、ギフチョウとヒメギフチョウの生息地はほとんど重ならない。ギフチョウは西日本から中部や一部関東を中心に、ヒメギフチョウは中部から東北、北海道に分布する。生息地の境界線がリュードルフィアラインとよばれる。リュードルフィアとはギフチョウ、ヒメギフチョウの仲間の学名をカタカナ読みしたものだ。

北信州の東部ですでにギフチョウにも出会えたということもあり、白馬に移動してもあまり代わり映えしない写真になるのだが、白馬にはイエローバンドに会えるかもしれないという期待があった。
これも、ご存知ない人に説明すると、蝶には前翅も後翅も外側の縁には細かい毛が密集して生えているものなのだが、イエローバンドというのはギフチョウのこの外縁部の毛が全て黄色い個体についた通称だ。メンデルの法則でいう劣性遺伝なのだが、出現確率が非常に低い。ただ、白馬ではこのイエローバンドの出現確率が比較的高く、出会えるチャンスが他所に比べると高いというわけだ。

いろいろ歩き回ればイエローバンドにも会えたかもしれないのだが、おきまりのポイントでの待ち伏せに徹した。
結局今年はイエローバンドに出会うことはなかった。代わり映えのない写真と言えばそれまでなのだが、せっかくまだ綺麗な個体にも出会えたので掲載させていただくことにした。

ギフチョウ
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大写しのギフチョウも載せてみる。

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少々ピントがぼけたが、裏がしっかり映った写真がなかったのでこちらも掲載。
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こちらはカタクリの花びらが綺麗に映ったので。
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せっかくの白馬村の風景も。桜咲く白馬村と白馬三山の景色。
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田んぼに映る、逆さ白馬三山。
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最後に、帰り道、高速バスで高速道路に入ってすぐに休憩場所になった梓川SAから眺める常念岳の夕景。これは自分の写真の腕では伝えられない美しさだった。
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by emu_nijuuhachi | 2015-05-10 22:52 | | Trackback | Comments(6)

北信州のリュードルフィア(その1)〜2015年5月2日

北信州には何箇所かヒメギフチョウ、ギフチョウの生息地、そして混棲地として有名な場所が存在する。
北信州東部には、信濃町、飯山市、栄村にまたがる信越トレイルとよばれる自然歩道上には、黒岩山など混棲するが故、山全体が天然記念物にしていされている場所さえある。
そんな北信州東部の某所にヒメギフチョウを探しに出かけた。

今年は春になって気温が高くなったせいか、山の上の残雪が少ない。カタクリも見事に花を咲かせていた。
早い時間から気温が上がり現地に到着すると間もなく蝶が舞っているのが目に入った。

ヒメギフチョウ
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実は撮影していて、今年はギフチョウが多いのに気付いた。この場所ではここ数年で初めて見る。
下の写真も最初はギフチョウかと思った。後翅表外縁の斑紋列がオレンジ色だからだ。(若干薄めのオレンジではあるが。)
でもよく見るとその他の特徴はヒメギフチョウのものだった。
結局裏の色が透けているのか、オレンジに見えるのは気のせいなのか、よくわからないながらもヒメギフチョウだろうという自分の結論がでた。

ヒメギフチョウ
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後翅の外縁の斑紋の色は、裏の色が透けているだけかな…。

ヒメギフチョウ
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このヒメギフチョウは羽化不全か。羽が曲がっていてあまりうまく飛べないようだ。この日は他にも羽化不全を見かけた。少し多いのは訳でもあるのだろうか?

ヒメギフチョウ
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この近辺はヒメギフチョウとギフチョウが混生する場所があることは知っていたが、ここは自分はヒメギフチョウがほとんどだと思っていた。ところがこの日のこの場所はむしろギフチョウの方が見かける頻度が高かったように思う。近くの混生地ではギフチョウの勢力が拡大しているとは聞いたことがあったが、この場所については今年がたまたまギフチョウが多いのか、時期がずれたのか、ギフチョウの勢力が増しているのか、それはわからない。

ギフチョウ
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カタクリの群落を飛び回るギフチョウ
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カタクリにはルリシジミも惹かれるらしい。

ルリシジミ
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この翌日、北信州の西部である白馬村に移動する。


by emu_nijuuhachi | 2015-05-09 23:57 | | Trackback | Comments(2)


10年前に始めた、デジカメ片手にハイキングやお散歩。撮りためた画像を紹介しながら当時を振り返ったり、最近公園や里、山で出会った蝶や花、その他の生き物等について日記風に紹介していきます。


by emu_nijuuhachi

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